85日目 6月26日(日) 終日航海日 日出6:46 日没20:57
航海情報天候気温正午位置風向風速船の揺れジョギングデッキマシン陸上合計デッキ累計距離累計
曇り17.0℃28-30N 116-05W北西7m/s少し -10km-10km692周472km
船内情報講演等イベントメインショードレスコード食事情報ランチ(6F)ランチ(11F)ディナー
--アヴナー・アラッド ピアノコンサートフォーマル冷やし卓袱茶蕎麦洋食フレンチ
鯨の群れが左舷前方にいるという放送が入ったので、8時半頃起床しました。冴えない空の色とひんやりした空気です。
目を凝らして見ていると、鯨が数頭泳いでいました。本体はあまり見えず、潮を吹く様子がメインで絵としては地味でした。
食事は11F「パーム・コート」にしました。昨日から好物だったミューズリ(シリアル)がなくなってしまい、テンションが下がったままです。
食べ終わってしばらく粘っていると、今度はイルカの群れが来た旨案内放送がありました。
10時頃、新聞とハワイのガイドブックをチェックしに6Fライブラリーに下りて行くと間もなく「イルカの大群が前方にいる」とまた案内がありました。

確かに長い間イルカが並走していように見えました。私は左舷にいましたが、右舷でも沢山見えたようでした。写真を見ると模様が写っていたので「カマイルカ」という種類だと思います。

ダンス教室に行きがてら、昨晩の舞台衣装をエンターテインメントデスクに返却しました。70年代のヒッピーに見えていたでしょうか。
そしてやけに人が多いなと思ったら、後日開催される水墨画教室へのエントリーの列でした。興味がない訳ではないのですが、文科系の講座は優先順位が低いのでなかなか参加出来ません。
11時からのダンス教室は「サンバ」でした。「シャドー・ボタフォゴスからクリス・クロス」がどうしてもバダバタしてしまいます。
お昼前に100泊達成の記念品の希望をフロントに出しました。6月23日に3種類の中から選べる旨案内が入っていたもので、リングトレイとルーペにしました。

麺物
冷やし卓袱茶蕎麦 厚焼き玉子、蒲鉾、稲荷、椎茸、海老、葱、海苔、山葵

蒸し物
穴子錦糸包み ブロッコリー、瓢人参

デザート 紫芋スイートポテト

今日はブリッジ教室がありましたが、フォーマルでダンス教室が15時からだったため、1NTオープンに関する説明だけ聞いてプレーせずに中座しました。そしてダンス教室の「タンゴ」は一気にD面の半分位進み、前回の最後に先生が見本を踊り、呪文のように覚えた「QQとQQとQQS-S-」を使う時がやって来ました。これはもうムリっぽい難易度でした。
終わってすぐに11F「パーム・コート」に行きました。今日はアメリカン・コーヒータイムということで、何か変わったものがないかと期待しました。

残念ながらスイーツは普通だったので、ケーキを1つだけ食べることにしました。営業時間の終了間際だったので、ウェイター達が早く片付けたそうにしているのが手にとるようにわかりました。「わかってますって」とばかりに一気に食べて16時丁度に11Fを後にしました。

17時ちょっと前にジムに走りに行きました。最初は混んでいたので筋トレをし、その後10km走りました。
今日は特に時化ているということはないのですが、風がオモテから吹いているので、オモテに向かって(右舷を)走るとフネの速度と相まって猛烈な向かい風になってしまいます。走った後は久々に大浴場で汗を流しました。
さっぱりして19時頃からビアタイムにしました。フォーマルの日はショーが2回あるので通常の19時からはありません。その時間はアペリティフタイムがあって食前酒などを飲んだり出来ますが、早く準備するのが面倒臭くなったので今日はいきなり食事に行くことにしています。
ということで、19時50分頃6Fに下りて行きました。氷の彫刻は次港サンフランシスコのゴールデンゲート・ブリッジです。
フォーマルの時はやはりカトラリーの並んだ感じがゴージャスです。本船のカトラリーは「エルキントン(Elkington)」の刻印があり、誇らしげにSheffield, Englandと書いてあります。イギリスのシェフィールドは日本だと燕市のような所です。
Appetizer

タイラ貝のアンチョビバター
Shelfish TAIRA, Anchovy Flavor

オマール海老のセビッチェ 木苺のソース
Hommard Cevich with Raspberry Sauce★
Soup

冷製 パンプキンスープ
Chilled Pumpkin Soup

ポタージュマラコフ
Potage Malakoff

★はクラムチャウダー
From the Sea

マトウダイのカダイフ包み焼き
Pan fried John Dory wrapped with Kadaif
Refreshing Sherbet

パッションフルーツシャーベット
Passion Fruit Sherbet
Main Course

和牛のサーロインステーキ アメリカンスタイル グレイビー
Wagyu Beef Sirloin Steak American Style, Gravy Sauce★
Dessert

自家製フローズンヨーグルトのフルーツ飾り
Homemade Frozen Yogurt with Fruits

バナナとヨーグルトのムース メープルアイス添え
Banana and Chocolate Mousse with Maple Ice Cream★
コーヒ−

フランス風小菓子
Petits Fours

食事の最中、しゃべる声の大きい女性と席が近くなり、段々夫がイライラしてくるのがわかり私の方はハラハラしてしまいました。お上品な会話をしろとは言いませんが、大きな声で俗っぽい話をされるとディナーの雰囲気はぶち壊しです。
22時からの2回目のショーはピアノコンサートで、珍しく曲を書き留めました。ベートーベンのエリーゼのために、シューベルトのさすらい人、ショパンのワルツ嬰ハ短調、スケルツォNo.2、アンコールは子犬のワルツでした。この人はショパンが好きなのか、子犬のワルツが一番気持ち良さそうでした。
今晩も時刻改正があり、時計を1時間戻します。船は31度まで北上していて、ロサンゼルスなら明日にでも到着出来そうです。