29日目 1月6日(水) 終日航海日 日出6:55 日没20:26
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航海情報 | 天候 | 気温 | 正午位置 | 風向風速 | | ジョギング | デッキ | マシン | 陸上 | 合計 | デッキ累計 | 距離累計 |
晴れ | 26.0℃ | 26-41S 113-56W | 北東6m/s | 23周 | - | - | 10km | 448周 | 229km |
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船内情報 | 講演等 | イベント他 | 船の揺れ | プール |
- | - | - | ノーマル | |
ダイニング | ランチ(6F) | ランチ(11F) |
リド夕食 | ドレスコード | ディナー | ギャラクシーラウンジ(19:30 / 22:00) |
鉄火丼 | 洋食 | ラーメンセット | フォーマル | フレンチ | 金 亜軍コンサート |
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| それ程夜更かししていないのに、またも8時50分のキャプテンの定例放送に起こされました。2日連続での1日が23時間となってしまう東航時刻改正はかなりキツイものがあります。世界一周クルーズのほとんどが西周りになるわけです。 |
あまりに起きてすぐ過ぎて食欲がわかないため、リドカフェの朝食には夫一人で行ってもらいました。 | |
| 夫が食事に出かけたので「早く行くぞ」プレッシャーから開放され、ゆったりと支度をして6Fのビストロに向かいました。 |
帰りにツアーデスクに寄って、明日に控えたイースター島でのオペレーションを質問しました。私達は無料の招待ツアーが午後に予定されていたので、午前中に上陸出来るか聞きたかったのですが、「原則的に」ダメなようです。ではツアー後は自由行動出来るのかと尋ねると「原則的にツアー後はテンダーで本船に戻っていただきます」何を意識しているのか何となくわかりますが、あまりに「原則的」を多用するのでムっとしました。 | |
| 11時からのダンス教室はワルツで、昨日に引き続き予備歩からの最初の部分でした。 |
ランチはスキップして、フォーマルナイトに備え早めにジョギングを済ませておくことにしました。湿度が60%ぐらいで気温は27度、若干の追い風(船上ではほぼ無風)と素晴らしいコンディションだったことみあり、つい10km走ってしまいましたが、とても疲れました。 | |
| 今日は走ったあと11Fのプールに行こうと決めていたので、ついでにリドグリルのラーメンを食べることにしました。先日知り合った夫の学校の先輩が先に来て肌を焼いていたのですが「さすが洒落てるねぇ〜」と褒めてくれました。今度はその人が数独をしているのを見た別の人が「なにやら知的で下町離れしてるね〜」と茶化しているのがウケました。 |
それからいつも焼いている名古屋の人と夫が話し込み、終わらないので途中でフロントにチリの入国審査書類を取りに行って戻ったところ、まだ話していてびっくりでした。その人が15時からのダンス教室に出るため引き揚げたあとちょっとだけ泳ぎました。 | |
| プールサイドも大体メンバーが固定してきたので、社交の場となりつつあります。16時過ぎに大浴場に行くと、2回目の食事の人達の早風呂でそこそこ混んでいました。 |
風呂上りにいつものルートで帰るため、12Fからテニスコートに出ると油を流したように凪いだ海になっていました。明日寄港するイースター島は客船の着ける岸壁がないためテンダーボートによる上陸になるのですが、これなら大丈夫そうです。 | |
| 戻ってまずはジョギングでビショビショになったウェアを洗濯機に放り込みました。夫はビールが飲みたくてジリジリしていますが、ここは譲れません。 |
そして17時頃からビアタイムになりました。パペーテ仕入れのヒナノを飲みましたが、今日はこれからドレスコードフォーマルの「訪問着の着付け」という大仕事が待っています。 | |
| 食事は19時45分からなので、不測の事態が起こることも想定して2時間以上前に取り掛かることにしました。2014年7月から乗船の直前まで1年以上着付け教室に通い、元旦に普段着で練習もしたので「いける」と信じて頑張ります。 |
ということで、美しく着るためのポイントは頭ではわかっているのですが、背中心がズレたり、裾線がまっすぐにならなかったりと思うように進みません。でも夫に背中方面は見てもらい、細かな補正を加えながら何とか19時過ぎに出来上がりました。 | |
| うまくいった、と自分ではかなりの達成感があったのですが、夫は19時きっかりにパームコートでのアペリティフ・タイムに行って社交をしたかったらしく「遅い」とムっとしています。それなら最初からそう言ってくれと思いますが、せっかくのフォーマルの着物デビュー日に仏頂面は禁物、ぐっと堪えて11Fに行きました。 |
パーム・コートに着くとそこはかとなく称賛の眼を感じたのは自意識過剰の成せる業ですが、着くなりダンスの先生にダンスを誘われたので手応えありです。「着物で踊ったことないんですけど」「大丈夫です」とブルースを踊りました。その後アシスタント・クルーズディレクターとルンバを踊り、夫とはマンボを踊りました。 | |
| 11Fのアペリティフ・タイムが終わったので、5Fに下りるとダイニングの入口近辺で再び称賛の眼を感じました(しつこい)。知り合いから「自分で着るのはエライ」と褒めてもらったので「でも夫に遅いと怒られました」と理不尽さを訴えました。
フォーマルの日のアイスカービングは明日の寄港地イースタ島ののモアイ像でした。 |
今日のディナーは入口のところで偶然会った、神戸の六甲アイランドにお住まいのご夫妻とご一緒することにしました。クルーズ2日目の夕食時に席が隣になって以来の顔見知りです。 | |
| Amuse
Marinated Sardine 小鰯のマリネ |
| Appetizer
Marriage of Homard and Peach オマール海老と桃のマリアージュ |
| Soup
Mushroom Soup Wrapped with Baked Pie★ キノコのスープパイ包み
このほか根セロリのクリームスープと牛蒡の冷製スープがありましたが、パイ包み一択でした。パイを破った所の写真は撮り忘れてしまいました。 |
| From the Sea
Wasabi Flavored Sautéed Yellow Jack, with Clam シマアジのソテー ワサビ風味 蛤添え |
| Sherbet
Sharbet of TWG Tea "Indian Night" TWG " インディアンナイト"のシャーベット
TWGという文字列はTKG(玉子かけご飯)を連想させます。 次のメインコースは夫も私(着物なのに…)も魚と肉の2皿を食べました。 |
| | Main Course
Sautéed Alfonsino Vegetable Pasta Styled 金目鯛のソテー 野菜のパスタ仕立て
Beef Fillet Gratin, Bordelaise Sauce★ 牛フィレ肉のグラティネ ボルドレーズソース |
| | Dessert
English Tea and Peach MOusee, Milk Gelato★ 紅茶とピーチのムース ミルクジェラート添え
Mixed Berry Tart ミックスベリータルト |
| Petits Fours
小さい焼き菓子の中に飛鳥Uの形をしたチョコレートがありました。売店でも見かけたものです。 |
食事を終わって22時からの揚琴のコンサートまで30分ほど時間が余ってしまったので、11Fのパーム・コートで時間を潰しました。 | |
| フォーマルの日は2回目の食事の場合でも、食事後にショーがあるためどうしても時間が遅くなってしまいます。このためただでさえ少ない2回目の食事の人々(100名ぐらい)から脱落者が出て、会場のギャラクシーラウンジはガラガラでした。揚琴のチャイナな音色のせいか、急激に暑くなり汗が流れて大変でした。 |
それでも今晩はまだ二人の写真を撮影してもらっていないことに気付き、出口のところでクルーに撮影してもらいました。この訪問着を買う時に、夫の黒いタキシードと合うように薄目の色にいたのがバッチリ決まりました。汗をかいた顔がツルっと光っているのは残念です。 | |
| 23時過ぎに部屋に戻り、衣装を脱ぎ捨てました。着物はこの後始末も大変なのでちょっと気が重いです。 |
とりあえず終了間際の大浴場に行って汗を流しました。ガラガラかと思いきや、同じ気持ちの人が多かったのか意外と混んでいました。食事前に乾燥機に詰め替えた洗濯物を回収してから部屋に戻りました。当日中に仕上げるためには、食事前に詰め替えておく必要があるのですが「寝る前に詰め替えて朝出来上がればいいじゃないか」となかなか夫は理解を示しません。 | |
| 汗を飛ばすため着物と長襦袢を掛けて、その他小物を椅子に広げたまま寝ることにします。「フォーマル日に訪問着」という一大プロジェクトが無事終了しました。この着物は夫が買ってくれたと皆が思っている雰囲気だったので、敢えて否定はしませんでした。夫はタダで「妻に訪問着を買ってやる気前の良い夫」と思われてラッキーだったのではないでしょうか。 |
次港イースター島は航路図によると60マイルぐらい先、船速は13ノット台なので到着時刻調整モードに入ったようです。0時過ぎに寝ましたが、今晩も3日連続で時刻改正があるため実質的には1時過ぎということで、明日も眠くなりそうです。 | |