スタンダード 男女がきっちり組んで優雅に踊る方のイメージの種目群です。ラテンアメリカン種目より、男女の一体感が求められるためダンス初心者には難易度が高いです。その分ラテンよりも多くの時間が割かれ、ワルツとタンゴは同じ枠内でさらに再入門の教室が開かれました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ワルツ【 お試し1回 +21回 + 再入門編9回 計31回 】 ダンスを始めたら誰もがいつかはワルツを優雅に踊りたいと思う筈、と言っても過言ではないであろうワルツも、予習をしてあったので、何となく雰囲気は掴んでありました。この予習が功を奏し、夫の拒絶反応は出たものの最後まで進むことが出来たました。中には少し興味はあったものの初回の「ナチュラル・スピン・ターン」でつまづき、それっきり来なくなった人もいました。ワルツのようにしっかりと組んで踊る本格的なダンスは難易度が高いため、熱意や興味やいい意味での鈍さがないと続かないような気がしました。 先生はダンスフロアの面(LOD)を4つに分けてA面からD面と呼んでいたのですが、最終的にきっちりD面までいきました。そしてキューバン・ルンバ同様迷える子羊達のために、1ヶ月が過ぎたころ「再入門」の教室が開かれました。それまでに習っていたA面とB面を復習し、A面とB面の技でC面とD面を踊って一周するという内容で、初期の技の確認とそれだけで一面を踊れるという二つの意味でとても意義深いレッスンでした。 習ったことを復習すると言う意味では、やはり夜のダンスフロアで先生に踊ってもらうのが一番上達すると思います。私達が真面目に踊りに行ったのはホノルルを出港してからというオクテぶりでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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タンゴ【 お試し1回 +20回 + 再入門編6回 計27回 】
タンゴは独特の雰囲気があり、初心者には難易度が高いです。中でもタンゴと言えば「S-S-」と二歩歩いた後の「QQ」での「キュピっ」という感じの「プログレッシ・リンク」と呼ばれる基本の動きがあるのですが、これがなかなかサマになりません。また、タンゴもこの部分とクローズド・プロムナード「S-QQS-」だけは地元で予習をしてあったものの、いきなりその先に進んでしまい夫がパニックになりました。 「カウントとちゃんと次に何やるか言ってくれ」等と無茶を言うので「S-S-QQ、S-QQS-」「S-ゆらして(ロック・ターンのこと)QQ、元にS-QQS-」「S-三歩歩いて、左に回りますー」と、涙ぐましいながらも、今思い出すとかなり笑える口上を述べていました。 という努力もありワルツと共に拒絶反応が出ていた夫に、何とか最後まで付き合ってもらうことが出来ました。ワルツ同様、こちらも5月に入ってから再入門編ということで、A面とB面の復習に時間が割かれたのにも助けられました。ワルツもタンゴも大変だったのですが、全く踊れないのと、少しは踊れるけど踊らないのでは気分に差が出ます。 なお、ワルツの方はダンス会場で先生のリードがあれば、何となく習った技が出来る気がしないでもなかったのですが、タンゴはどういうリードで何をすれば良いのか、最後まで全くわかりませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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クイック・ステップ【 5回 】
男女が組んで踊るスタンダードの中で、クイック・ステップは最も速く最もステップの多い種目だそうです。ワルツやタンゴを10回近く習い、組むことに多少慣れた5月の終わり頃に初回がありました。最初にもらったテキストには「時間があればご紹介します」と書いてあったので、時間があって良かったです。周防監督の「Shall we ダンス?」のラストで踊られていた踊り方だったので、イメージ的にはすごく速いブルースでフロアを進み、角でジルバを踊って向きを変える感じでした。よって足の動き自体は難しくなかったのですが、華麗なライズ&フォール(身体のゆるやかな上下への波動運動のこと)が入る先生のお手本と、ドタバタ足型をなぞるだけの私達のダンスには雲泥の差がありました。それでも「クイック・ステップ?ああ、あれね」と言えるようになれたのは大きな進歩です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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