100日目 7月12日(火) 終日航海日 日出4:49 日没19:03
航海情報天候気温正午位置風向風速船の揺れジョギングデッキマシン陸上合計デッキ累計距離累計
晴れ28.0℃30-20N 152-45E北東5m/s- 25周--11km871周580km
船内情報講演等イベントメインショードレスコード食事情報ランチ(6F)ランチ(11F)ディナー
-フェアウェル・パーティープロダクションショーフォーマルカレーうどん洋食フレンチ
前の晩時刻改正があり、日本との時差は1時間となりました。引き続き早目の7時半に起床すると、今日は朝からいい天気です。
「リド・カフェ」に食事に行く前に、「パーム・コート」の品揃えをチェックしに行くと、コンピュータールームの前にはEメールサービスは下船日前日の22時で終了する由の案内がありました。ますます旅も終わり感が募っていきます。

久々にサラダのところにパルミット(ヤシの新芽)がありました。

卵料理のコーナーでオムライスを作っていたので、早速注文しました。朝から少々飛ばし過ぎな気がします。

パイナップルは「パーム・コート」にしかなかったので、部屋に帰る前にわざわざ食べに行きました。ハワイ積みの美味しさにはまりました。
そして一旦部屋に戻ってPCを持ち出し、再び「パーム・コート」で夫のブログの投稿と自分のツイート準備作業をしました。
そして高価な接続料を支払って、速攻でネット書き込みしました。

「人生に存在しない日(2011年7月12日)」
10時から「コンパスルーム」で海図のブックカバー作り教室があるので、様子を見に行きました。既に満員だったので諦め、素材として置いてあった海図の中から関門海峡と上海の黄浦江のを探し出し、数枚をもらって来ました。

その足でエンターテインメントサロン(6F後方エレベーター前)に行き、たまったアスカドルを手ぬぐい本(120ドル)に交換してもらいました。このクルーズ中にはこの他二引きトート(150ドル)とランチバッグ(100ドル)に交換してもらいました。

それからついでに5Fのレセプション脇で、体温を測ってもらいました。日本の検疫官からの通達で、全員の体温を申告しなくてはならないそうです。オデコでピピっと測るタイプで、まず夫が6度4分だったのを見て「高め〜、アブナイ〜」と笑っていたら自分は6度7分もありました。ちなみに平熱は35度台です。
ダンス教室午前の部は「ジルバ」の最終回でした。ルーティーン通りに踊ったあと、最後の1分間はパーツを組み合わせて自由に踊ってみましょうと言われました。残念ながらルーティーンをなぞるレベルからは脱却出来ませんでした。
12時過ぎに11F「リド・カフェ」に行って軽めのランチを食べました。パイナップルがあったのでもちろん食べました。
13時半頃からプールサイドに繰り出し、もう見境なく焼きを入れることにしました。
あまりにも暑く、喉が渇いてきたのでオヤツに練乳かき氷をもらって来て食べました。今晩はフォーマルなのでダンス教室は1時間早い15時からなのですが、「ワルツとタンゴ」らしいので「もうあんまり見込みないし」ということで夫と合意の上パスしました。明日はパッキングデーでダンス教室がないため、横浜下船の人はこの回が最終回でした。
その後ジョインしてまだ泳いでいる夫を置いて、16時45分頃から一人でジョギングを開始しました。通算600kmを達成するためにちょっと必死です。9周程走ったところで夫が合流し、結局25周を走って終了しました。
今日走った11kmを足すと580kmになったので、明々後日の下船までに残り20kmとゴールが見えました。走った後は定番の大浴場に行って汗を流しました。
部屋に戻ると日本郵船(NYK)の自動車船(PCC)が同航していました。遠くて船名はわかりませんが、NYKのPCCは「○○ LEADER」という名前で統一されています。
19時からキャプテンズ・フェアウェルパーティーがあるので急いでビアタイムを済ませ、フォーマルの装束準備にかかりました。顔作りも入れて30分以上みなくてはいけません。
通常日のショーと異なり食事が2回目の乗船客だけが対象なので、対象は100名程度とギリギリに行っても「ギャラクシー・ラウンジ」はゆったりしています。
早速スパークリングワインとおつまみをもらって飲み始めました。
プロダクションショーの歌手や、美女二人のフラダンスを従えたボブさんの歌を聞きつつ、
当然のように二人で二杯目のスパークリングワインに突入しました。
そしてキャプテン挨拶のあと恒例のオフィサー紹介がありました。壇上のメンバーは昨晩のクルーショーで「こまどり姉妹」の餌食になった人ばかりです。

飛鳥Uこまどり姉妹の珠玉の漫才(書き起こし)

それにしても浅井キャプテンの「下船してしまうと、バスタブにタオルを置いても誰も洗ってくれません。…テーブルに座ってもごはんは出て来ません。」は面白いけど泣けてきます。「また飛鳥に戻って来て下さい、」と言われうるうるしてしまいました。

引き続き第一四半期の優秀クルーの表彰がありました。2010年度の優秀クルー、レイさんがアジアン・デッキディナー(4月9日)で表彰されていたのがつい昨日のことのように思えます。
最後はハウスキーピング部門の女性達が勢揃いしてクラッカーを鳴らしました。皆いい笑顔です。
エンターテインメント部門(クルーズスタッフ)の美女達も壇上でお別れの挨拶をしました。明日もう一日終日航海日なのですが、もう明日にでもクルーズが終わってしまいそうなフィナーレ感です。
19時45分過ぎ、余韻を引きずりつつメインダイニングに向かいました。今晩は例の区間乗船の女性と私達の3人で一緒に食べる約束をしています。普段とは反対の右舷の奥に座りました。
Amuse

フォアグラのパルフェ
Foie Gras Parfait
Appetizer

蒸したらば蟹とホッキ貝のタルタル 野菜のバリエーション
Steamed King Crab and Surf Clam Tartar, Variation of vegetables
Soup

ビーフコンソメスープ 天使の涙タピオカ
Beaf Consommé with Tapioca★

人参のクリームスープ
Cream of Carrot with Deep Fried Ginseng
From the Sea

軽く火を入れたアワビと茸 オランデーズソースと共に
Steamed and Grilled Abalone with Mushroom, Hollandaise Sauce
Refreshing Sherbet

フランボワーズ シャーベット
Framboise Sherbet

最後の最後に写真を撮り忘れました…。写真はパン用の無塩バターです。
Main Course

飛鳥特選 和牛フィレ肉のロッシーニ風
Pan fried Wagyu Beef Tenderloin, Rossini Style★

ロッシーニはあのウィリアム・テル序曲(ローンレンジャーのテーマ曲)を作った人で、「ロッシーニ風」とはフィレ肉の上にフォアグラを載せた物を指します。
メインが終わるとちょっと部屋が暗くなり、ベイクト・アラスカパレードが始まりました。これを見てしまうと流石にそろそろパッキングをしなくてはならないかも、という気持ちになります。
Dessert

飛鳥Uの思い出 炎のアイスクリ^ム ”ベイクト・アラスカ”
Grand Final "Baked Alaska"
フランス風小菓子
Petits Fours

ちょうど2時間ぐらいで食事を終了しました。
22時からはプロダクション・ショーを見に行ったのですが、ここの所早起きをしていたせいか、後半は気絶してしまっていました。

「クラブ2100」では今晩は24時までダンスタイムだったので、ショーが終わった後ちょっと行ってみたい気もしたので夫に打診しましたが却下されました。
フォーマルのドレスを着ていたので少々残念に思いつつ、部屋に戻ると月が綺麗でした。神戸で下船する夜がちょうど満月です。
本船は19ノット以上を出して情け容赦なく横浜を目指しています。2011年ワールドクルーズの最後のフォーマルナイトが終わろうとしています。