98日目 7月10日(日) 終日航海日 日出4:37 日没18:41
航海情報天候気温正午位置風向風速船の揺れジョギングデッキマシン陸上合計デッキ累計距離累計
曇り24.0℃26-37N 170-06E南東7m/s- 25周--11km823周559km
船内情報講演等イベントメインショードレスコード食事情報ランチ(6F)ランチ(11F)ディナー
-飛鳥大運動会日野美歌 コンサートカジュアルラーメンおばんざいビュッフェ和食
2日連続で時刻改正があり、本来48時間のところが50時間と増えているせいか、昨日夜遊びが続いているにも係わらず7時台に目が覚めました。

明け方に雨が降ったらしく、バルコニーの床が濡れていました。と、思ったら後方にすごい雨が降っている場所がありました。

8時15分頃朝食は11F「リド・カフェ」に行き、久し振りに外に出て食べることにしました。
と、8時20分過ぎからものすごい勢いで雨が降り始めました。幸い屋根の下にいたので被害はなく「こんなに強烈なのはこのクルーズで初めてかもネ」等と言いながら食事を続けました。

【画像はクリックで拡大】
大雨の最中に頼んでおいた目玉焼きとフレンチトーストが届きました。
本船の揺れに合わせて上の階からたまった水が打たせ湯のごとく落ちていました。たまたまそばで食べていた夫の学校の先輩が「こういう雨の中を走るのは得意なんじゃないかぁ?」と、雨のサンフランシスコでジョギングを強行したことをからかいました。
雨は10分程で止み、視界も開けましたが雨水の排水が追いつかないらしく、たまった水がしばらくデッキの上を右に左に流れ続けていました。
9時からは操舵室見学に行きました。もう何度も行っていますが、客船のオペレーションに関して質問したいことがあります。普段は通らない10Fの廊下の先のドアが開いていて、そこがブリッジです。
お馴染みの月間予定表は7月分で、世界一周クルーズ帰港後の国内のクルーズスケジュールが書き入れてありました。7月後半は北海道を周遊するようです。
一通りチェックのチェックと、夫に命ずられるまま何枚かの写真を撮影した後、チョッサー(チーフ・オフィサー、一等航海士)に質問しました。Q.港で右舷左舷どちらを付けるかを決めるのは誰ですか?A.パイロット。ナッソーでは言われていたのと変わった。でも横浜の場合は本船の希望で。赤レンガ倉庫から出船で綺麗に見えるから、らしい。時々左舷付けもするのは陸の業者による作業がある場合等。
そして満を持して浅井キャプテンに質問しました。Q.アカプルコでアンカーを打ったのはどうしてですか?A.港が直接太平洋の潮流の影響を受けるため、1mぐらい離して接岸するためにアンカーで止めた。Q.そういう港は他にもあるのですか?A.アカプルコぐらい。
と、言うことで知識欲を満たしてくれたブリッジ見学の最終回でした。舷付けもアカプルコもずっと疑問だったので、氷解して良かったです。
10時過ぎ、昨日の夕刻夫が推敲に推敲を重ねたブログの投稿に行きました。私は本船が日付変更線を越えて今まで21時間ビハインドだった時差が、時差調整を経て2時間アヘッドになってしまったことを嘆くツイートをしました。

「ミッドウェイ(2011年7月10日)」
ダンス教室にはまだ早いので、11F「パーム・コート」で軽くエスプレッソを飲みながら新聞を読みました。置いてある新聞は本船には存在しなかった7月9日付でした。
そしてその足で5Fのフロントに行ってクローズ・アップマジックの予約を取りに行きました。1回につき14名の4回だったので、空いていたら儲けものだったのですが、一番最後の回(22時20分)に空きがあったので2名分を予約することができました。
11時からのダンス教室午前の部は「サンバ」の最終回でした。少しはうまくなっていると良いのですが、最後までバタバタ感が残りました。
メインダイニングのランチがラーメンとのことなので、久々にランチに向かいました。先程簡単に予約の取れたマジックですが、午前7時の予約開始時には列が出来たようでした。
五目ラーメン

ニラ饅頭
ホタテ焼売

私は五目ラーメンを選択しました。社員食堂であったら必ず選んでいた広東麺のマイルドバージョンと言った感じでした。

一方夫は醤油ラーメンでした。ドンと載っかったチャーシューが美味しそうでした。デザートはアイスクリームでした。

13時からは12F「資生堂サロン&スパ」で開催されるフットマッサージ講習会(定員6名)に参加しました。昨日の9時半から参加予約を受け付けていたので、張り切って予約をしたのでした。時間になると、実際の参加者は7名でした。
説明図もあって親切で、片足だけやってみたところ明らかに細くなったのでびっくりしました。自分でマッサージしても気持ち良かったので、家でもやってみようと思います。
今日は結構予定が目白押しで、14時からは飛鳥大運動会でした。プールサイドで開催の予定でしたが、天候不順で急遽会場が「クラブ2100」になりました。ブリッジ教室の大会(試合)と重なりましたが、アクティブ系を優先しました。躊躇する夫を説得して少し遅れて行くと、準備運動の真っ最中でした。
そこからは皆童心に帰って大玉運びやパン食い競走、玉入れと懐かしい種目に取り組みました。

赤組、白組の横断幕も趣向が凝らされています。

赤組の善戦むなしく、白組が勝利しました。この時赤組全員の記念撮影をしたのですが、クルーズ中のフォトエッセイに採用され全世界に公開されました。
賞品のアスカドルはラッキーなことに勝者も敗者も大枚30ドルでした。参加することに意義がありました。
16時からのダンス教室は「キューバン・ルンバ」の最終回でした。ここまで無欠席で続いて良かったです。
17時からジョギングをしました。本船の素晴らしいチークデッキを走ることが出来るのも今週限りかと思うと力が入り、25周(11km)もしてしまいました。そしてGPS地図では随分と日本が近寄っていました。
大浴場帰りのいつもの右舷は綺麗な夕焼けでした。
身支度、洗濯の後はショーをスキップして慌しく屋上ビアガーデンに行きました。ビアガーデン自体は16時半から開いていたのですが、ダンス、ジョギング、大浴場の黄金の定番を経ずして突入する訳にはいきません。

そしてプレミアムな割に他のビールと同じ値段(400円)を注文し、枝豆と共に乾杯しました。

デッキでは70年代後半のチューリップやら、世良公則などのポップスが流れ、まさしくニッポンのビアガーデン状態でとてもイイ感じです。
食事前でしたが、おでんもあったので持って来てもらいました。好物の玉子もあって良かったです。
そしてビアガーデンの雰囲気そのまま、メインダイニングの夕食に突入しました。ホノルルから区間乗船している(数え切れない程本船に乗船している)知り合いとその娘さんがクルーズディレクターとアシスタント・クルーズディレクターとディナーをするので、一緒にどうぞと招待してくれました。
先附 冷やしオクラとろろ

造里 小鯛酢〆 あしらい添え
蒸し物 鰻蓮芋羹蒸し鼈甲餡掛け 針生姜 枝豆

酢の物 ずわい蟹 菊葉 もって菊の土佐酢掛け
焼物 いわい地鶏朴葉焼き 朴葉味噌 白葱 茄子
汁物 浅利酒蒸し清汁仕立て

白御飯

香の物
甘味物 抹茶ロールケーキ 小倉ホイップクリーム添え
6人でのディナーは話も弾み、和食であるにもかかわらず2時間近く席に居座り続けました。ラグーナトリオはデザート前の21時過ぎに来てくれました。
「クラブ2100」でのダンスタイムは21時20分から22時までの間にオフィサー達が参加するということで、食事後様子を見に行きました。
そして22時のアスカダンスをきっちり踊った後、22時20分からのクローズアップマジックに行きました。
定員14名のところ、見物客は私達夫婦とホノルル区間乗船の彼女の3人という豪華さで、タネも仕掛けもあるのでしょうが全くわからず凄いと思いました。
終わった後はまた「クラブ2100」に引き返して果敢にタンゴに挑戦しましたが、ちょっとつまずきました。気を取り直して22時45分頃に「マンボNo.5」を踊って引き揚げました。
日本が近付いているせいか、行事の多い一日でした。