80日目 6月21日(火) 終日航海日 日出6:30 日没19:32
航海情報天候気温正午位置風向風速船の揺れジョギングデッキマシン陸上合計デッキ累計距離累計
曇り28.0℃12-27N 090-39W南西13m/s- 12周--5km628周434km
船内情報講演等イベントメインショードレスコード食事情報ランチ(6F)ランチ(11F)ディナー
アメリカの大学で教える:
日米教育比較論 賀茂美則
アスカU
メキシカンディナー
-カジュアル葱とろ
ちらし丼
洋食多国籍
8時半過ぎに起床すると、今朝も冴えない天気です。
9時過ぎに11Fの「リド・カフェ」に向かうと、11Fと12Fのデッキの掃除が始まっていました。「飛鳥U」のチーク材はとても綺麗にメンテナンスされているので感心します。
夫は控えめな盛り付けですが、ゴハンと味噌汁を食べたくなったようです。

私はそこそこ手を付けてしまいました。ゆで卵を取ったら新鮮過ぎて、殻をむくのに苦労しました。

食後はいつも通り「パーム・コート」に流れてエスプレッソを飲みました。
その後隣の「コンピューター・プラザ」で、夫が原稿を作ったブログと自分のツイートを少々書き込みました。いつもより接続速度が速かったので、それ程ストレスなく作業することが出来ました。

「オアシス・オブ・ザ・シーズ(2011年6月21日)」
11時からのダンス教室に6F「クラブ2100」に行くと、ダンスフロアの右舷1/3ぐらいが立ち入り禁止になっています。何でも結露からの水漏れだそうで、アナログにバケツで受けていました。
そして左舷にも1箇所小さな水漏れがあり、待機していたスタッフが慌てて応急処置をしていました。

昼食は「葱とろ」という言葉に惹かれ、メインダイニングに行きました。

御飯物 葱とろちらし丼
 大葉、錦糸、海苔、山葵、
 土佐醤油、がり
煮物 肉豆腐
汁物 村雲汁

デザート ブッセ

13時からは「クラブ2100」でダンスの練習会がありました。4日後に「飛鳥クルーズ 修学フェスティバル」という催しがあり、人数が集まらなかったらしいアメリカチーム(ミュージカルダンス)にエントリーしている知り合いの人からスカウトされていたのでした。踊りが得意というわけではないですが、声がかかったのを断るほど野暮でもありません。

【画像はクリックで拡大】
ブリッジ教室のない日だったので、14時からはジェスチャー・ゲームに参加しました。夫と同じチームだと一蓮托生になってしまうので、敢えて別々のチームに入りました。
順番にジェスチャーして皆で当てるものと、ジェスチャーを伝言していく2種目の合計点で競いました。
そして私の属したASUKAチームが見事優勝し、30アスカドルをゲットしました。夫のお姉さんチームは3位で10ドルでした。

部屋に戻り、ダンス教室までの時間は久々に葉書を書くことにしました。次港アカプルコで投函してもらおうと思います。
6F「クラブ2100」が本格的な修理の始まる中、ダンス教室は「タンゴ」でした。踊る場所が制限されながらも、今日は2手(2足?)程先の「オープン・プロムナード」まで進みました。
今晩は18時から「アスカUメキシカンディナー」です。会場はプールサイド中心の予定でしたが、天候不順のためアスカプラザに変更になりました。ダンス教室の帰りに下を見るとその用意が始まっていたので、慌てて部屋に戻り着替えてジョギングの最低ライン、デッキ12周を走りました。
今日のコスチュームですがメキシカンな雰囲気ということで、夫はわざわざ日本から持って来たメキシカンなエプロンにメキシカンなTシャツ(背中に地元のビール「PACIFICO」のラベル)とレイキャビクで買った付けヒゲ、私は先日コスメルで手に入れたメキシカン・サバイバルキットと派手なピアスでアレンジすることにしました。
18時15分頃会場に行くと既に大盛況で、彼らまでソンブレロを被っています。これなら我々の格好もそれ程目立たない…、と思ったのですがメキシカンな扮装をしている人はほとんどいませんでした。ちなみに直前に夫と帽子を交換して植木等用カンカン帽を被ったためか、私の方はメキシカンというよりペルーっぽい感じです。

何を食べようか物色しつつ、今日はフリードリンクなのでそちらも張り切っています。

肉が美味しそうです。そして私達のコスチュームはそれぞれに結構ウケているので、気分イイです。
お皿にいくつか取って、食べるのはメインダイニングというシステムです。会場が変更になったので、フード部門のクルーは大変だったことでしょう。

オードブル用エビフライ

タコスとビーフピタサンド
魚の何か

ビーフピタサンド

このビーフピタサンドがあまりに美味しいので、お代わりをもらう時に「これ、黒毛和牛ですよねぇ」と尋ねたら「ええ、そうです」。何と贅沢な。
チリコンカルネ

ビーフピタサンド(3皿目)

とにかくビーフピタサンドは絶品でした。
〆のチキンのトマト煮と麺

食事中は乗船中のマリアッチによる演奏や、その伴奏によるマウロ・カルデロン氏の歌がありました。

そして浅井キャプテンやスニバーガーホテルマネージャーが記念撮影のためにクルーズスタッフらとテーブルを回っていたので、一緒に撮影してもらいました。ホテルマネージャーには「How do I look ?(この格好どうよ?)」的に迫ってしまいました。
21時頃からカラオケルームの6F「クラブ・スターズ」で何人かと待ち合わせをしていたので、私は通常状態に戻り、と言ってもメキシカンなブランケットを外しただけですが、夫はほぼそのままの扮装で出掛けました。

皆そこそこ出来上がっているので、誰が歌っても周りでダンスが始まるノリの良さでした。

私の方は洗濯物を仕掛けたり乾燥機に移し変えたりと中座しましたが、夫は気分良く何曲かリクエストしていました。加山雄三シリーズのほか、こういうロケーションでは橋幸夫の「メキシカン・ロック」が盛り上がります。
「クラブ・スターズ」のカラオケタイムが終了した22時半過ぎに部屋に戻って来ました。バルコニーに出てみるとハンドレールが濡れていて雨が降ったようでした。
昼間に書き終わらなかった葉書を仕上げ、日付が変わる頃に就寝しました。後日GPSのログをチェックすると、この頃グアテマラ沖からメキシコ沖に入ったようでした。アカプルコまであともう1日終日航海です。