65日目 6月6日(月) 終日航海日 日出5:20 日没20:55 |
航海情報 | 天候 | 気温 | 正午位置 | 風向風速 | 船の揺れ | | ジョギング | デッキ | マシン | 陸上 | 合計 | デッキ累計 | 距離累計 |
晴れ | 17.5℃ | 43-20N 047-35W | 東10m/s | 少し |
28周 | - | - | 12km | 520周 | 350km |
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船内情報 | 講演等 | イベント | メインショー | ドレスコード | | 食事情報 | ランチ(6F) | ランチ(11F) | ディナー |
- | - | 「劇団アスカ」かくし芸発表会 | カジュアル | 洋食ビュッフェ | 和食ビュッフェ | 和食 |
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| 珍しく8時頃起床しました。毎朝行っている、バルコニーに出てのチェックをすると、霧はあるものの久しぶりに空気がもんわりしていました。緯度を見ると43度台で、ヨーロッパでは南欧ですが日本ではまだ北の大地北海道の札幌あたりです。 |
雨なのか夜露なのかわかりませんが、バルコニーの床が完全に湿っている中、GPSデータロガー(DG-100)はビニール袋の中で頑張ってログを取り続けています。 | |
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| | 久しぶりに11F「リド・カフェ」に行きました。温野菜、ソーセージ類にシリアル、ツイストバターロールとアグレッシブでした。食べた感じから、どうやら復調したみたいです。 |
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食べ終わって9時半頃、「パーム・コート」に移動して新聞を読みました。体調が戻り、ようやく日常が戻って来ました。 | |
| 新聞を読み終わり、ドーバー(5月16日寄港)で買ったフネ雑誌を読むことにしました。フネ好きにとって「Ships Monthly(月刊 艦船)」はかなり読み応えがあることがわかりました。 |
10時半頃プールサイドに出てみると、霧がなくなり3日ぶりに晴れていました。船の揺れも少なくなった気がします。 | |
| 11時からのダンス教室は2回目の「クイック・ステップ」でした。足型自体は難しくないのですが、華麗なライズ&フォールはそう簡単には真似出来ず、どうしてもドタバタしてしまいました。 |
ランチはスキップし、デッキでジョギングをしました。今までの冬だった外気がいきなり春の陽気になり気分良く今までで最多の28周もしてしまいました。温度計をチェックしたら18°Cもありました。 | |
| この後、このクルーズに乗船して65日、部屋で初めて白髪染めをしました。別にサロンでやってもらっても良いのですが、そこはやはり費用対効果と拘束時間の面で自分でやる方式に軍配が上がります。 |
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15時頃「パーム・コート」に行くと、和菓子ビュッフェでした。 | | |
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| 煎茶、玄米茶、ほうじ茶、冷たい麦茶の中から玄米茶を選択しました。 |
16時からのダンス教室は「ワルツ」でした。本編はC面の終わりまで進んでおり、決め技(スローアウェイ・オーバースウェイ)まで含んでいるので大変です。船内では同じ時間帯(16時半〜17時)に、6月の前半に200泊と300泊を達成する人達のパーティーが開催されていました。 | |
| 17時きっかりに4日ぶりのビアタイムとなりました。「ビールを飲みたい」と思うようになったら、風邪はほぼ完治した状態です。そしてその復活の狼煙として、18時から「海彦」を予約してあります。 |
向かった先は「海彦」ですが、今回も目当ては寿司ではなく鹿児島産黒毛和牛のしゃぶしゃぶです。 | |
| 初回の前回は寿司屋への敬意を表し、刺身など注文しましたが、今回は単刀直入です。お通しの鯵の南蛮漬けはいい感じです。 |
| | そしてこのロース肉。菜箸の向きに「夫は野菜を中心に、自分は肉をメインに食べる」という意思表示を感じます。 |
| | あっと言う間に食べてしまい、今回はもう一人前(3,200円)注文しました。野菜のない「追加肉」の場合は2,700円です。4枚の肉を全部私が一人で全部食べてしまう勢いです。 |
| でもそれも申し訳ないので、3枚でガマンし、ご飯と香の物、味噌汁セットで〆ました。 |
| デザートは「リド・グリル」に移動して、ブルー・シールのアイスにしました。ウベ、サトウキビを私が、夫はバナナスザンナ味でした。 |
帰りにプールサイドを通ると床が濡れていたので、雨が降ったみたいです。プールは昨日、一昨日と水がなかったのですが今日の日中は久々に水が張られていました。 | |
| 19時過ぎに部屋に戻るとターンダウンがしてありました。通常は19時45分からの食事中にやってもらいますが、部屋係のハイディは私達が不在であることに気付いてくれたようです。 |
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20時頃、手持ち無沙汰で「パーム・コート」に行くとナマナのバンドタイムでした。1組だけ踊っていたので、私達も軽く(←偉そうに)踊りました。 | | |
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| 20時50分頃部屋に戻ると、本格的な雨が降っていました。今朝の定時の船長放送で、今晩タイタニック号の沈没した海域を通る由案内があったのですが、間もなく21時に汽笛を吹鳴するそうです。
タイタニック号:処女航海中の1912年4月14日深夜北大西洋で氷山に接触し、翌日未明にかけて沈没した建造当時世界最大・最速の客船 |
そして21時、犠牲者の冥福を祈る長声が日没直後でまだ明るい北大西洋上に鳴り響きました。 | |
| 後日GPSデータを解析してみたところ、21時には沈没地点まで約6マイル(約11km)の所を走っており、実際には21時20分頃一番近付いた(左舷正横3マイル先)ようでした。
船首部分:41°43'57"N 49°56'49"W 船尾部分:41°43'35"N 49°56'54"W
ボイラー部:41°43'32"N 49°56'49"W 本船21時:41°47'42"N 49°51'09"W 本船21時20分:41°46'36"N 49°57'21"W
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本船「飛鳥U」で長声を聞いたのは、グアムに向かう航路で硫黄島沿岸を航行した時以来二度目でした。 | |
| 今晩の「ギャラクシー・ラウンジ」では19時からのメインショーは組まれておらず、21時15分から乗船客有志によるかくし芸大会がありました。ストックホルムからベルゲンに向かう終日航海の日に募集をかけていたアレです。 |
社交ダンス(ラテン、スタンダード各1)、手品、楽器演奏、歌と11組24名が参加し、エンターテインメントクルーがそれぞれ趣向を凝らし盛り上げるという内容でした。 | |
| どんなレベルなのか見たかったのですが、そこはやはり素人なので限界がありました。中には75歳からサックスを始めた人の演奏や、脳梗塞から見事復活して「マイ・ウェイ」を歌う等ドラマもあったのですが、全体的に歌や演奏時間が長く、最後の方は「早く終わらないかな」モードになってしまいました。 |
ということで、たっぷりと1時間15分、22時半を過ぎてようやくかくし芸大会は終わりました。完全に妻の欲目ですが、これなら夫の植木等もいいセンいったのでは…?とちょっと思ってしまいました。 | |
| 入場整理券なんかもあって本格的だったのですが、これは最後に抽選があって当たれば何かもらえたみたいだったので、途中退席を抑止するために配ったのかもしれないと勘ぐりました。 |
何となく口直しというか、缶酎ハイを開けつつ、持参したドリフのDVD「8時だヨ!全員集合」を二人で見ることになりました。 | |
| 本船は14.3ノットとゆっくりニューヨークに向かっています。タイタニック地点までほぼ西南(227度)に取っていたコース(針路)は西南西(263度)になりました。 |