14日目 12月23日(水) 終日航海日 日出6:27 日没20:35
航海情報天候気温正午位置風向風速ジョギングデッキマシン陸上合計デッキ累計距離累計
晴れ19.5℃32-31S 172-56E南南西5m/s23周--10km199周101km
船内情報講演等イベント他船の揺れプール
--普通ノーマル
ダイニングランチ(6F)ランチ(11F) リド夕食ドレスコードディナーギャラクシーラウンジ(19:00)
稲庭うどん中華ざる蕎麦セットカジュアル和食プロダクションショー
昨晩は考えることあってなかなか眠れず、8時半過ぎに起きました。早くに夫がパームコートに行くと言ったので半分寝ながらカメラを持たせたら優雅なレモンティータイムを撮影していました。
食事に行く準備をしている間に船長の8:50の定例放送が入りました。明日のオークランドは天気があまり良くなさそうで心配です。

食欲がないので軽めに、と思いつつ11Fのビュッフェコーナを通るとそれなりの量になっていました。

そう言えば何日か前から着物の着付け教室が始まったなと思い出し、会場である和室遊仙まで見に行ってみました。が中を覗ける訳はなく、9時から10時半までの時間帯は朝早くて自分にはなかなか厳しいな、と思っただけでパームコートに流れました。
エスプレッソを飲みながら、ブラジルに寄港した時のためにポルトガル語の勉強をそろそろ始めることにします。小学生の頃ブラジルのサンパウロに3年間住んでいたので挨拶ぐらいは出来ますが、もう少し踏み込みたいと思っています。
11時から夫は午前のダンス教室に行ってしまったので、PCをネットに接続したもののツイッターに返事が付いたりメールを受信する等の収穫はありませんでした。
ランチはチャイニーズビュッフェだったので、勇んで行ってみました。飾りつけがイイ感じです。
午前中はほとんど活動をしなかったのであまりお腹は空いていませんが、いつもの洋食とは違うラインナップにテンションが高くなりました。
朝食の時玉子を焼いている所は点心コーナーになっていたので、韮饅頭や焼売を取り分けてもらいました。

前菜ちょっとと味見にエビチリ、鶏の唐揚げでたんぱく質も採り点心に堅焼きそばとバランスの良いランチになりました(写真右)。

一方のメインダイニングのメニューは稲庭うどんと掻き揚げで、掻き揚げにはちょっと心惹かれました。

13時からは小川さんのスポーツセミナーで、昨日のラグビーワールドカップ2016の日本−南ア戦の後半解説でした。試合終了直前29-32と3点ビハインドでPKのチャンス(決まれば同点)に敢えてスクラムを選択し勝ちに行った場面は、何度も見ているのに毎回泣きそうになります。
この後夫はピアノの練習に行ってしまったので、一人部屋に戻りほどなく気絶してしまいました。昨晩色々思うことあってあまり眠なさすぎました。
しかしこの悪いムードは自力で打開するしかありません。「今までフォローしてきたのにやめやがって」という気持ちは心の奥底にしまって忍の一字です。ピアノから帰った夫とチャイニーズティータイムに行きました。もともとチャイナ菓子は好きなのでとても美味しかったです。
16時から夫が先に走り始めてしまったので、遅れて走りました。私の方に「やめやがって」感が残っているためか、どうもしっくりきません。気分転換のため大浴場のサウナに10分×2セット入りました。
夫の方が当然早く戻っていたのですが、考える所あったのか飲むのを待っていてくれました。と、言うことで昨日ヌーメアで仕入れた地元産の「Number One 5%」とポテトチップスでビアタイムにしました。ビールは良い意味で薄い南国向きの味でした。
今晩のプロダクションショーは見に行くとロト(くじ)が当たるかもしれないと言うことで、久々に見に行きました。内容的にはこれから向かう南米チックなものと、クリスマスショーの二本立てで盛りだくさんで良かったです。でもくじは3人にしか当たらず、これにはガッカリしました。明日のオークランドでショーのダンサー達はしばらく下船してしまいます。
ショーの前に洗濯をかけて、終わった頃乾燥機に詰め替えると食事が終わる頃乾くので一番効率が良いのですが、洗濯機の調子によっては45分経っても終わっていないことがあります。今日はちょっと待ちました。
さて今晩のディナーはふぐ尽くし、これは気合が入ります。フネは適度に揺れていました。
まずはアスカサケ(飛鳥オリジナル櫻正宗)です。ふぐと言えば日本酒です。でも最近はフレンチでも日本酒を飲んだりする節操のなさです。
福コース

先附 ふぐ煮凝り

小吸い物 ふぐヒレ吸い
造り ふぐ刺し

いやー…、南半球の洋上でこれは贅沢です。
揚げ物 ふぐから揚げ
鍋物 ふぐちり

いやー…、以下同。前回2011年の時にはふぐコースは出なかっただけに、ボーナス感満点です。
食事 ふぐ雑炊 香の物
甘味物 抹茶プリン 飛鳥ウェハース添え

このウェハースは飛鳥クルーズ25周年記念パッケージの物を6Fの売店で売っていました。
相変わらず2回目の食事タイムは人が少なめで、中央付近を除くと窓際にしか人がいません。その分クルーの目が届くのでオカワリしやすいのですが、夫の「午後のダンス教室やめた」事件を引き摺っているため定量で終わりました。
夫はこのあとカラオケタイムに行くと張り切っていますが、私は「一人でどうぞ」と言う気分です。ついて行かないことにしました。
と、言うことで本日の出来事をPCに記録しつつ安価な部屋チューハイを飲みました。
それから21時半頃洗濯物を回収し、アイロンをかけました。乾燥は1時間半以上かかりますが、和食は大体1時間ぐらいで済んでしまうためちょっと待ちが入るのでした。
今日の仕上げにPCルームに行ってふぐのことを しました。
まだ22時半ですが、明日は上陸日でもあるのでそろそろ寝ることにします。本船の速度は14ノット程度、完全に調整モードに入っていました。初入国のニュージーランドはもうすぐそこにありました。
半分眠っていたら夫が戻って来ました。「カラオケで何があったと思う?」「…(知らんがな)」

そこに来ていたご夫妻が、話の流れで20年近く前に亡くなった私の父が勤めていた銀行出身だとわかり、しかも父のことを知っていたそうです。奥さんは営業店時代に父がその店に応援に行ったとかで、カッコいい人だと思ったとか。札勘(定)の苦手な父でしたが、役立たずと思われないで良かったです。世間は狭いものでした。