1日目 5月12日(日曜日) 大阪 出港12時(日没19:00) 志布志 入港翌朝6時30分(日出5:20) 
今回のツアーの受付は「大阪南港第1ターミナル(ATC)」団体受付カウンターにて10時開始との案内だったので、ホテルを10時頃チェックアウトしました。このターミナル名称が何種類もあるのは混乱するので統一して欲しいところです。泊まったホテルの隣にあるハイアットリージェンシーの所から階段で渡り廊下のフロアに上がり、そこからコスモタワー(大阪府先洲庁舎)を経由するとATCの建物に繋がっていました。
と、ターミナルの方を目指して歩いていると昨年飛鳥Uのワールドクルーズ中にハンブルク中央駅で二人みかけた「フンメルさん」がいるではありませんか。説明書きによると大阪市とハンブルク市は友好都市で、提携20周年を記念して2009年に寄贈されたそうです。
割と隅っこのような場所にあるため見過ごしてしまったら、友好都市のことも知らずじまいだったことでしょう。写真は2018年5月10日のハンブルク中央駅にいたフンメルさんで、大阪のものと色違いです。
受付場所には15分過ぎに到着し、通常の乗船手続きとは異なり中には入らず、ツアーの場合は手前に置いてある机の所での受付でした。
乗船開始は11時ぐらいとのことで、それまでは待合所等で待っていて下さいということですが、折角なので岸壁にいるフェリー達を見に建物の外に出て行きました。客船と違ってチェックイン時に荷物を預けられないのが少しだけ不便です。夫にベンチに座って荷物の面倒を見てもらい、港の反対側まで行ってみることにしました。
ターミナルのすぐそばでは別府向けの「さんふらわあ こばると」のトモしか見えない状態です。フェリーさんふらわあのHPのURL「www.ferry-sunflower.co.jp」が大きく書いてあるところが今風です。
2008年の2月オレンジフェリーを下船した折、南港フェリーターミナルで見かけた本船はまだ(オーストリアの国旗のような)関西汽船のファンネルで、URLも書いてありませんでした。
ターミナルから離れるにつけ、これから乗船する「さんふらわあ きりしま」が見えて来ました。姉妹船「さんふらわあ さつま」と交互に大阪‐志布志間を結んでいます。
2008年の2月の先代「さんふらわあ さつま」です。当時はダイヤモンドフェリーのファンネルマークを付けており、1993年の就航当初はブルーハイウェイラインだった名残で船体に青のラインが描いてあります。

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10分ちょっと歩いて港の反対側から「さんふらわあ きりしま」「さんふらわあ こばると」を撮影しました。折良く順光だったのでフェリー達が白く輝いていました。

戻ったら11時ぐらいだったので、案内されるまま乗り場に向かいました。ATCの建物から別府便が出る第1ターミナルは直結していてそのまま徒歩で乗船出来るのですが、志布志便は離れているため一旦無料のバスに乗り込みます。
その先にさんふらわあ第2ターミナルの建物があります。今日のクルーズは全カテゴリー満員みたいです。
この建物からはガラス張りの通路とボーディングゲートでフネに乗り込むことが出来る仕組みです。全長192mは客船のにっぽん丸やぱしふぃっくびいなすよりも大きく高く、堂々としていました。
この顔出しパネルで記念撮影したかったのですが、顔の高さ的に子供用だったのと、夫の協力を得た上で他の人に撮影をお願いするのは私のキャパシティーを超えていたので断念しました。

ということで未練を残しつつもフネに向かいました。

フェリーあるある、舷門くぐるとエスカレーターです。ここは車両甲板で乗船客は必ず1つ上のフロアに上がる必要があるため付いているのでしょうか。
これを上がり切ると6Fで、3層吹き抜けのアトリウムでは客船のごとく生演奏のお出迎えがありました。なかなかいい感じです。
皆が乗船するこの時間帯はエレベーターが混んでなかなか来ないので、私たちの客室のある8Fには中央のらせん階段を使うことにします。と、1つ上がった7Fフロアではウェルカムドリンクが振舞われていたのでしっかりといただきました。
そのスパークリングワインをあっと言う間に飲み干して部屋に向かいます。受付時に知らされた客室番号「8008」号室は左舷のキャビンでした。入った瞬間想像以上の広さにいきなりテンションゲージが振り切れました。数字的には部屋が22.9u、バルコニーは8.6uの合計31.5uだそうです。
(参考数値:飛鳥UのD・Eバルコニーは部屋が18.7u、バルコニーが4.2uで22.9u)

早速バルコニーに出てGPSデータロガーをセットしました。すぐ下に舷側がある、イメージ通りのバルコニーでかなり奥行きがあります。

後方にはさんふらわあ第2ターミナルが見えています。バルコニーの手すりはちょっと珍しいステンレス製でした。
5年前に乗った「さんふらわあ ごーるど」はバルコニー付きとは言うものの、海までの間に長々と立ち入り禁の開放甲板が横たわっていて残念だったのでした(写真はさんふらわあ ごーるど)。

洗面所とお風呂や、クローゼットを一通りチェックしました。トイレはウォシュレット付きで、流す方式は客船のようなバキューム式ではありませんでした。

出港15分前頃にワッチのため部屋を出ると、まだウェルカムドリンクを配っていたのですかさずもらいました。朝にジョギングを済ましておくと昼間酒の罪悪感がほぼなくなります。
出港を控え8Fの展望デッキはどんな様子かと見に行くと既に大勢の人達が出港を待ちわびていました。
テープ投げのセレモニーがあるのですが、手すりの箇所は既に人で埋まっていて前に出ることは出来なさそうです。それでは、と紙テープをゲットして部屋に戻り左舷入船付けのバルコニーから投げることにしました。このツアーでは右舷左舷の希望は受け付けてくれないため、たまたま左舷で良かったです。
部屋のバルコニーから投げてはいけない決まりもないでしょうが、隣の人も投げていたので安心しました。

そして頃合を見計らって投じた一投が、正面にいた係員の女性と繋がって感動しました。今まで数多くのテープを投げましたが、数少ない経験です。

【左の画像はクリックで拡大】

流れるようなラインハンドリングを経て本船はスルっと定刻の12時に岸壁を離れました。快晴のもと色とりどりの紙テープが美しく舞っていました。
入船着岸をしていた本船が回頭すると、大阪南港に待機しているフェリーたちが見えました。船名は見えませんでしたが配船表によると左から
ふぇりーきょうとU大阪17:00 - 翌05:30新門司2002年8月就航
おれんじ えひめ大阪22:00 - 翌06:00東予2018年2月就航
ふぇりーきたきゅうしゅうU大阪19:00 - 翌08:30新門司2015年11月就航
でした。【画像はクリックで拡大】
回頭を終え、いよいよ港外に出て行きます。岸壁で本船のオモテの先にいた「さんふらわあ こばると」が遠くになりました。
と、夫がめざとく天保山ターミナルに向かっている白い客船をみつけました。トモの部分の装飾が2度乗船した「スーパースター・バーゴ」と似ていると思ったら、今年2019年2月にスタークルーズでの運航を終了し、同じグループのドリームクルーズ傘下に移籍し大改装を経て「エクスプローラー・ドリーム」というフネになっていました。全然知りませんでした。
出港の儀が終わったので、今度は並び物に行きます。6Fの右舷にあるプロムナードで無事に14:15(2回目)からのブリッジ見学と、19:45(最終回)のディナー整理券をもらうことが出来ました。ここには志布志市のブースも出ていて、特製缶バッジと焼き菓子をいただきました。
お弁当は整理券の列とは別にレストランの前で配っていたのですが、列がごっちゃになっていてちょっとわかり辛かったです。値段は2,000円で予約が必要ですが、今回のさんふらわあトラベルのツアーはこのお弁当代込みだったので、受付の時に引換券を受け取っていました。

夫の「右舷の神戸を見ながら食べたい」という要望により、展望デッキに出て食べることにしました。風が強いので構造物の陰の床に直座りしました。

船内の自販機で調達したビールと共に、なだ万自慢のお弁当に舌鼓を打ちました。神戸空港の向こうには、神戸の中突堤の神戸メリケンパークオリエンタルホテルも見えています。
ゴハンを食べ終わると明石海峡大橋がかなり近付いていました。もう何度もくぐりましたがそれでも圧倒されるこの世界一のスパンです。

13:21 明石海峡大橋を通過しました。
部屋のバルコニーで動画を撮影したあと、今度は右舷にある明石の子午線を見るため再び展望デッキに出掛けました。

13:25 135°の日本標準時子午線を通過しました。
トモに遠ざかる明石海峡大橋の全景も見所があります。中央支間1,991mは2位に300mもの差を付けての世界一だそうです。本船が橋をくぐって左に切ってきた舵を今度は右に転舵しているのがまたシビれます。
帰りに船内パトロールをして部屋に戻ると、ドアノブに細長い袋がかけてありました。開けてみるとさんふらわあラベルの赤ワインでした。他の扉にもかかっていたことからスイート客室向けのサービスのようで、このプレゼントは嬉しいです。
ブリッジ見学の時間になったので6Fの入口付近に集合し、通常は通れない内側の急な階段を8Fのブリッジに上がりました。立ち入り禁止区域の多いブリッジに20人が入るとかなり一杯です。
とりあえずまずは金比羅様に手を合わせて航海の無事を祈りました。その後さんふらわあの陸上社員(か、さんふらわあトラベルの人)から、計器類などに関して説明がありました。頑張っていますが、紙を読みながらでまだまだです。
フェリーのブリッジと言えばこのユーティリティーコーナーです。職場の給湯室感があっていい味を出しています。
このフネのスラスターは左舷にしかついておらず、それは大阪でも志布志でも左舷付けするようになっているからというのは新鮮でした。片スラスターでは売船する時に困らないのかしらと思ってしまいます。
陸上社員の人に質問するのも気の毒なので、目があった操舵手の人に尋ねて本船のエンジンはディーゼルエレクトリック2軸であることと、現在の視程が13マイル(24km)であることを教えてもらいました。速力指示計を見ると速度は22.5ノットも出ていました。
「WISTLE」(汽笛)と書いてある緑のボタンは押してみたい誘惑にかられますが、そんなことをして今後の「昼の瀬戸内感動クルーズ」が催行されなくなってしまっては大変です。でも左のワイパーのボタンも押してみたくなります。
見学に許された15分はあまりにも短か過ぎ、「そろそろ時間ですので」の声に慌てて左舷を振り返る写真を撮影してからブリッジを後にしました。バルコニーの部屋が遠くに見えているのですが、そこまでの何もない開放甲板はもったいないスペースだと思います。

解散は7Fだったので、その足でオモテに面する部分を見に行きました。先代のきりしまにはフォワードサロン的なスペースがあったそうですが、これはただの廊下に窓があるだけのスペースでした。前面展望があってこその乗り物なのにと思います。


15時ちょっと前ぐらいから、小豆島の南東端に差し掛かりました。小豆島の形は右手の西洋式に親指と人差し指と中指で「3」を作った上で手首を下に返した形に見えるのですが、その中指の端にあたるのが大角鼻(オオカドハナ)で、灯台も見えています。この灯台は大正2(1913)年に点灯したそうで由緒があります。
坂手(さかて)港に入っていくジャンボフェリーの「こんぴら2」が見えました。休日は神戸三宮フェリーターミナルを11時20分に出港し3時間20分で小豆島にやって来ます。このあとこの便は高松に向かうことになっています。

15時を過ぎ、今度は地蔵埼灯台をかわり、本船は舵を右に切りました。人差し指の部分にあたり、こちらは戦後に点灯されました。

今度はトモに行って、両側の景色を眺めると向かって左が小豆島で右が四国です。本船はまさに備讃瀬戸東航路を航行中です。
15:25 遠くにかすかに高松が見えていました。高松も香川県も行ったことがないので、山の上からの絶景を眺めに是非訪れたいと思います。
「あれが屋島で、源平の古戦場だ」と夫に言われ意外と博識だなと見直しました。スケールは大分違いますが、日本のテーブルマウンテンと言われています。今では陸続きですが、昔は島だっだそうです。
15:35 豊島(てしま)の札田埼を右舷正横に見ました。このあたりでフネは舵を左に切り、高松に少し近付くような針路になりました。
回り込んで見通しを遮る岬や島がなくなったため、高松市が全体的に良くみえるようになりました。
右舷後方には直島(なおしま)で、瀬戸内の島々で3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭のメイン会場でもあります。
宇高航路の「第一しょうどしま丸」が本船の航跡を横切りました。もとはその名が示す通り小豆島(土庄)と高松を結んでましたが、「しょうどしま丸」の就航によりこちらにスライドしたそうです。岡山県の宇野と高松を約1時間で結んでいるフェリーです。

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そしてその後ろに赤い水玉模様のフネが見えました。後日調べたら四国汽船の「なおしま」で高松と直島を結んでいる2015年就航のまだ新しいフネでした。変わったデザインは直島の宮浦港にある草間彌生の「赤かぼちゃ」という作品にちなんでいるようです。

16:10過ぎ、右に大槌島、左に小槌島を見ました。前回通過した時は、左の小槌島を見そびれてました。

航路がとても狭く感じたので帰って島と島の間の距離を測ったら、たったの1.2マイル(2.3km)しかありませんでした。
坂出と丸亀にまたがる讃岐富士(飯野山)が見えてくるとそろそろ瀬戸大橋です。

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毎度おなじみのEXCELとペイントで手作りした瀬戸大橋の大阪から見た図です。6つの橋と高架部(図では省略)を合わせて全長13kmは鉄道併用橋として世界一ですが、1番四国寄りでスパンの長い南備讃瀬戸大橋が1,100mと来島海峡第2大橋(1,020m)・第3大橋(1,030m)より少し大きいくらいです。


それでもやはり中央支間が1,000mを超える橋はバランスが良くて美しいです(写真は南備讃瀬戸大橋)。
部屋のテレビに映るブリッジカメラの映像を見たらもう目の前でした。船の世界では右側通行なので、西に向かう本船は北備讃瀬戸大橋の方をくぐります。
16:41 北備讃瀬戸大橋を通過しました。折りよく岡山16:05発高知行きの「南風17号」が橋を渡って行きました。ここから高知まで約2時間です。
渡り終えて右舷の方にはトラス橋の「与島橋」と斜張橋の「岩黒島橋」「櫃石島橋」があります。違う構造の橋が連なる様もまた趣きがあります。
角度がなくて見づらいのですが、最後に本州端にある吊り橋の「下津井瀬戸大橋」を撮影しました。アプローチ中の方が見やすいのですが、この時間は逆光がきつくて撮影が難しかったです。
一通り写真を撮り終わってホっとしていると、何人かがファンネルの方に注目していたので見上げると、何と丸い虹が出ていたのでした。偶然とはいえ橋をくぐり終えた後の粋な演出でした。
左手には岩礁越しに今治造船の丸亀ドックが見えています。航路にこのような岩礁があるとは油断ならない感じです。調べたらこれは「波節岩灯標(はぶしいわとうひょう)」で、明治28年(1895年)に設置されたものでした。右舷にある広島からは1kmくらしか離れていないそうです。
瀬戸大橋ワッチを開くと次の来島海峡までは2時間ぐらい余裕が出来ました。部屋にも浴槽はありますが、折角なので大浴場を試してみることにしました。部屋用にアメニティー一式もあるのですが、現地にも置いてあるので使うのは手ぬぐいとバスタオルだけになります。

たまたま他の人がいなかったこともあり、22ノットで走る本船から流れる瀬戸内の島々を見ながら贅沢なバスタイムでした。

アトリウムで音楽が演奏されているのを眺めつつ、売店で飲み物を調達していよいよ黄金のビアタイムです。
乾き物のツマミは自宅から買い置きを持参し、良く冷えたビールを喉に流し込みました。既に昼に1本飲んでいますが、お風呂に入ってリセットされています。
18時過ぎ、しまなみ海道が近付いて来たので展望デッキの右舷に見に行きました。右側の尾道の方から順番に向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島と橋で島伝いに今治に渡ることが出来るのですが、遠くから見ると陸続きに見えていました。
18時40分頃、一旦島に日が沈みそうになりましたが、今日の日没はあと20分後です。
大島にある来島長瀬ノ鼻潮流信号所が見えて来ました。北流で3ノット、今後流れが速くなると示されています。
フネは大島の南端を大きく回り込み、北東から南西にかかる来島海峡大橋に南からアプローチしています。ここ数年集まりがあって、毎年6月に訪れている千年松の宿がハッキリと見えました。海から眺めるのは初めてです。

千年松のホームページ

千年松からは逆の景色が見えます。写っている竜神島灯台の向こうに東航するフネが見えています。また宿から15分走った所に先ほどの潮流信号所があります。
(写真は共に2019年6月のもの)

本船の針路がだいぶ変わったので太陽が今治方面に移動しています。そして本船のくぐる第二大橋はまだ一部しか見えていません。



引き続き舵を右に切りつつ、航路に立ち塞がる中渡島を避けて狭い所に進入して行きます。
北東の方向からやって来た本船は、面舵を切り終わり針路が真北になったところで橋をくぐります。

18:54 来島海峡第二大橋を通過しました。

橋をくぐると本船はすぐに左に転舵しました。フネが何ノットで走っていたのかはわかりませんが、少なくとも追い潮の3ノットは加算されているので、ここではかなり繊細な操船技術が要求されるでしょう。
展望デッキから中に戻ると、19時までのルーレットの最終が回るところでした。間に合ったらラッキーぐらいに思い、一応参加券を持っていたのでそのまま1箇所にベットし無料フェリー券を狙いました。でもこれが当たる程世の中は甘くありません。
19時15分頃、波方のLPG(石油ガス)基地が見えました。ここでは年間輸入量の12日分を備蓄出来るそうです。
ゴハンのスタート時間の19時45分まで待機している最中にすっかりと暗くなり、食事に向かう頃ちょうど松山の明かりが見えました。
今日は昼の瀬戸内特別メニューで、大阪や志布志、鹿児島の郷土料理が組み込まれています。バイキング形式で料金は大人1名2,160円です。

【画像はクリックで拡大】
プレゼントされた赤ワインsで乾杯しました。東京に持って帰るのは重いので、レストランに持ち込んで飲んでも良いか事前に係の人に確認をしてありました。
鶏炭火焼やさんまのマーマレード煮志布志市ふるさと納税返礼品の鰻大阪名物串カツ
第1回はオードブルをイメージしてアカバナのお刺身(鹿児島産)、紋甲イカそーめん(大分産)、(大皿時計周りに)彩り野菜の白和え、鶏ハラミ炭火焼、きびなご天ぷら(鹿児島名物)、黒豚焼売(鹿児島名物)、うなぎの蒲焼(志布志産)、シーフードマリネ、さんまのマーマレード煮(中央)を持って来ました。

どれも美味しかったですが、お刺身が特に凄かったです。
カンパチの大きな物を九州ではアカバナと呼ぶみたいで、カンパチとブリの中間みたいな味だと思いました。刺身包丁の切れ味も素晴らしく、思わずオカワリを取りに行きました。
そして串カツは豚ロース玉ねぎ串、インゲン串、うずら卵串とれんこん串の全4種類です。うずら卵は好物につきダブルにしました。
〆はとりめし(大分郷土料理)と、さつま汁(鹿児島郷土料理)にしました。
一方夫のチョイスはさんふらわあビーフカレー(さんふらわあ名物)でした。夫はフネのカレーが好きらしく、飛鳥Uでもかなりの確率でお昼に食べています。
フィニッシュはロールケーキ(チーズ・宇治抹茶)と、淡雪アイスクリーム(志布志特製)でした。「淡雪」は苺の品種で、薄いピンク色が特徴です。
ゴハンはとても美味しくて満足しましたが、レストランの照明は垢抜けずいまひとつでした。
21時頃レストランを出ると間もなく僚船「さんふらわあ あいぼり」とすれ違うとアナウンスがあり、慌てて展望デッキに出て行きました。数分後、するっと行き交いました。
このあと「さんふらわあ ぱーる」もやって来る由案内があったので、どんな感じかと船サイトで確認したところ左のような感じでした。便利な世の中になったものです。「あいぼり」の前に新門司から泉大津向けの阪九フェリーの「ひびき」もすれ違ったみたいでした。
そして10分程して「さんふらわあ ぱーる」とすれ違いました。今度は「間もなくすれ違います」と案内放送がありました。それにしても夜間に走っている乗物を撮影するのはブレブレになって難しいです。
こちらからも見えたように、向こうのフネたちからもこの商船三井カラーのオレンジのファンネルは良くみえたことでしょう。
室内に戻るとちょうどプロジェクションマッピングの最終回上映中でした。が本当に終わりの部分だったみたいで、あっと言う間に終わってしまいました。
そしてアトリウムでは本日の最終イベント、島唄のコンサートが始まりました。今日は出港してから何回もここでコンサートが開かれており、また上方講談や星空教室、焼酎の試飲など忙しい位のイベントが開催されていました。
明日の下船は8時ぐらいらしいので、それまでにしっかりと朝ゴハンを食べるのは難しいと諦めて、特別に23時まで開いている売店にパンを買いに行きました。エレベーターに乗るとフネの前後と左右を示す図が床にあり、これは大阪商船の伝統なのか客船にっぽん丸とそっくりです。

にっぽん丸のエレベーターの床はこんな感じです。オモテ、トモ、左舷、右舷を英語で表すと同じようなデザインになるでしょうが、やはりこれは伝統を踏襲したのでしょう。

22時半になる前、ふとスマホのGPS図を見ると間もなく四国の佐田岬をかわるところでした。佐田岬の対岸は大分県の関埼であり、一番狭い所は8マイル位しかないそうです。昼の瀬戸内感動クルーズでこの豊予海峡を横断するのは初めてのことです。

佐田岬灯台 Fl(3) 20s 49m 19M
20秒毎に3閃光、海面から49mの位置にあり光達距離は19マイル(35km)という意
ちなみに上のツイートでは「佐田岬」を「佐多岬」と思い切り字を間違えています。佐多岬は鹿児島の大隅半島の先端にあります。

周りに客船はいないかとチェックしたら、遥か都井岬をフランスの客船「ル・ソレアル」が回る所でした。
本船のテレビにもGPS図は映るのですが、大雑把過ぎて岬レベルではわかりません。しかも外国語が煩雑に混ざるため日本語が出るまでに時間がかかり過ぎです。何とかならないものかと思いながら日が変わる前に就寝しました。