26日目 1月3日(日) 終日航海日 日出6:21 日没19:43
航海情報天候気温正午位置風向風速ジョギングデッキマシン陸上合計デッキ累計距離累計
晴れ27.5℃23-49S 134-24W北北西13m/s23周--10km379周199km
船内情報講演等イベント他船の揺れプール
-(ローアクティビティーデー)大きなピッチングとローリング。夕方以降小刻みな振動も水張りなし
ダイニングランチ(6F)ランチ(11F) リド夕食ドレスコードディナーギャラクシーラウンジ(19:00)
翡翠麺ヘルシーフェア黒豚餃子セットカジュアル和食芸競飛鳥弐初春賑
はなし家のかくし芸
8時過ぎ、左にガンビエ諸島が見えていますとブリッジの当直航海士に起こされました。やや後ろの約55km離れた高さ400mぐらいの島(航海士の説明)がよく見えていました。パペーテを出てまる2日間走っていますが、ここもまだフレンチポリネシアだそうです。
ようやくちゃんと食べたいと思うぐらいに回復したので、久々にリドカフェに行きました。寄港やらお正月やらで5日ぶりだったのですが、ちょうど好物のガモンステーキ(ハムステーキにパイナップルを載せたもの)がありました。


サラダにガモンステーキにデニッシュとヨーグルト、更に目玉焼きも付けてほぼフルコースでした。
プールデッキを通って部屋に戻るとまだ掃除が手付かずだったので、PC一式を持ってパームコートに移動しました。パペーテ出港以来インターネット圏外にいるのでネット読み書きは出来ません。
他の人と踊るのは苦手なのに、夫が午前中のダンス教室に行ってしまったので、PC部屋に移動して予定表のメンテやプリント作業をしました。
夫が戻る前にジョギングを始めようとしていたのですが、思いのほかメンテに手間取り50分過ぎに戻って来てしまいました。かろうじて数分前に出たのですが、夫が凄い勢いで走りあっと言う間に抜かされてしまいました。抜かされると精神的ダメージが大きいので時間差を付けて欲しいと言ったにもかかわらず、です。結局もう1回抜かされて23周10kmを走破しました。
晴れているので、せっかくだからと11Fのプールに炙りに行くことにしました。
夫は「腹が減った」と11Fのリドカフェに行きました。珍しく持たせたカメラでちゃんと写真を撮影していました。
一方の私は炙る気と泳ぐ気マンマンだったのですが、プールの水が抜かれているがわかり力が抜けました。朝からずっと大きなピッチングとローリングで揺れているので、時折水がサッパーンと溢れて危なかったのだろうと思います。
力が抜けつつも、太陽がかなり真上にあるのに気付き、サンローションのボトルの写真を撮影しておきました。後日調べたところ、この時刻の太陽高度は86.57度、一番高かった13時には88.89度でほぼ真上にありました。
30分ほど炙ってから、大浴場に流れました。このあとピアノ練習場が16時までなので、サウナに入りたいのをガマンしてさくっと上がりました。
15時過ぎから夫が練習中のピアノソナタの楽譜を借りて練習し、夫がジョインしてからは楽譜を返して、自分で持ってきた楽譜の曲(備忘:J Stanley - Voluntary in G Op.7 No.9)を初めて大きなミスなく弾くことが出来ました。
戻ると16時を過ぎていて、あっという間のビアタイムです。今日は朝から何かをしたという訳ではないのに、ダラダラと過ごすうちに気が付いたら夕方でした。久々に日本のビールを飲むことにします。

フネは相変わらず揺れており、大きな揺れのほかガタガタした嫌な振動も感じるようになったので、早めの酔い止め薬を服用しました。

今晩のメインダイニングは和食で、いかにも力が入らなそうなメニュー(※)だったのと、リドの定食メニューが「餃子セット」だったので夕食はリドと決めてありました。リド開店前にビールが終わってしまったのでちょこっと日本酒を飲むことに。

※汲み上げ湯葉、鰹の焼き霜造り、蓮根はさみ揚げ、キンキ煮付け、白御飯いくら添え、なめこ庄内麩豆腐の味噌汁、トロピカルコーヒーゼリー
頃合を見計らい17時半過ぎに11Fに上がって行くと、私達と同じように感じた人が多かったのかリドグリルは大混雑でした。
夫はアペタイザーにホットドッグを注文しました。
そして餃子は感涙のクオリティ、思わず餃子部分だけオカワリしてしまいました。
〆にタピオカ、ナタデココ入り冷やしぜんざいとシャーベットを食べました。
18時半になる前に部屋に戻ると、ジェーンさんがスッキリとターンダウンしてくれていて、すっかり「もう寝なくてはいけない」モードでした。
しかし日はまだ高く、19時から落語を聴きに行こうとしているので、パームコートで時間を潰しました。
すると突然の夕立がありました。フネは相変わらず揺れていて、明日のピトケアン島の寄港が若干心配です。私達は下船出来ませんが、島の人が本船に乗り移ってマーケットを開くことになっています。
19時からのショーは寄席文字のデモンストレーションやコラボの小唄があり、トリの借り物落語を聴くにつけ改めて落語家の言葉を操る力は凄いと思いました。
部屋に戻ると、バスルームでシャンプーのボトルが振動で転がり落ちていました。やはり揺れは収まっていかないようです。
ゴハンを食べてショーも見たのにまだ時間は20時台で、いつもとは異なるリズムに少々戸惑いを覚えつつも、まったりと過ごすことにしました。
餃子が足りなかったのか、飲みが足りなかったのか、すぐにお腹が空いたので備蓄してある生菓子を食べてしまいました。
今日は後半特にゆっくり出来たので、かなり復調したように思います。
絶海の孤島ピトケアン島に大分近付きました。バウンティ号で反乱を起こした人たちの子孫からなる島ですが、現在はイギリスの植民地になっています。