13日目 12月22日(火) 終日航海日 日出5:54 日没19:36
航海情報天候気温正午位置風向風速ジョギングデッキマシン陸上合計デッキ累計距離累計
曇り24.0℃26-28S 168-49E東10m/s23周--10km176周91km
船内情報講演等イベント他船の揺れプール
-飛鳥祭り午前中わりと、午後からはあまりノーマル
ダイニングランチ(6F)ランチ(11F) リド夕食ドレスコードディナーギャラクシーラウンジ(19:00)
おにぎり洋食チキンソテーセットカジュアル洋食-
上陸疲れと時差調整の合わせ技でなかなか起きることが出来ず、ついに8時50分の船長の定例航海情報の放送まで目が覚めませんでした。初めて増山船長の声に起こされました。
この時間まで寝ていると9時半までのリドカフェでも営業終了が迫っています。それ程食欲はなかったのですが夫がウルサイので慌てて行くと、グリルの所に「サラダパンケーキ」というのが置いてありました。パンケーキ本体にも何かが練り込んであるようでした。
夫は食欲があるらしく、しっかりとソーセージとベーコンを取っています。目玉焼きも注文しました。

私の方はと言うと本船においては「軽め」です。ソーセージ類がないのがちょっと弱っていることを示しています。

帰り掛けに今日は飛鳥祭りはあるので13時以降はプールサイドのセッティングに入るという貼り紙に気付きました。
その後はいつも通りパームコートに移動して、陸で撮影した写真をカードからPCに移して整理したり、昨日の記録を書いたりとPC関連の作業をしました。またヌーメア前日から数日分を しました。
夫は11時からのダンス教室に行っている間は、夫が作った原稿を元に夫が休職している会社宛てに写真添付のメールを作成、送信をしました。その後様子を見に6Fの通路を通るとお茶目なショップ担当がウィンドウ内でポーズをとりました。彼女は2011年世界一周の時にはエンタメ部門だったので仲良くなりました。
ダンス教室ではブルースをやっていました。教室だとパートナーを交代しなくてはいけないので億劫なのと、足型以上のことは教えてくれないのでつい足が遠のきます。
その後ダンス教室が終わるまでの間、ガイドブックで次港オークランドのことを調べました。初めて訪れる場所ですが、メジャーな観光スポットはなさそうでした。
6Fに飾ってある次の寄港国フラッグはどうなったかと見に行ったら、まだフランスのままでちょっとガッカリでした。後日談ですが、出港から年末年始に向けてイベント目白押しで、この旗の担当でもあるエンタメスタッフ達はその頃の記憶がない程忙しかったそうです。

朝が軽かった分昼はメインダイニングに行くことにしました。

御飯物 おにぎり(昆布、高菜、焼きたらこ、梅干しからお好みをお選び下さい)
副菜 鶏の唐揚げ 厚焼き玉子 オニオンリング
汁物 ワンタンスープ 和風仕立て
デザート 豆大福

おにぎりと言うよりは唐揚げに惹かれたのですが、申し訳程度の分量に苦笑しました。一方夫は軽食セットでコロッケカレーを選択しました。
今日は珍しく13時から「スポーツセミナー」に行くことにしているので、ゴハンが終わった後15分程部屋に戻りました。通常状態だと夫はピアノ練習です。
スポーツセミナーのテーマはラグビーワールドカップ2016の日本−南ア戦です。ラグビーを知らなくても楽しめます、と簡単にルールを説明しれくれた後小川クルーズディレクターの熱いトークが始まりました。
私もこの試合は録画で3回ぐらい見ましたが、何度見ても感動します。小川さんのジャージは赤いテープを使ったお手製で、魂の解説と共に見事な出来栄えでした。
セミナーが終わってブリッジ教室が始まるまでの約30分、やはり夫がピアノの練習に行きました。驚く程熱心です。
14時15分からのブリッジは前回の復習で、メジャー5枚のオープンとレスポンダーの答え方でした。4人とも順番にプレイ出来る手(ハンド)が組み込んであったのでとてもわかりやすかったです。
19時からは飛鳥祭りがあるので、午後のダンス教室をスキップするしか走る時間を捻出できません。本当は午前中に走りたかったのですが、却下されていました。
仕方なくダンス教室は諦めたのですが、あろうことが夫が「もう午後のダンスや辞める」と言い出しました。今日だけ休めば良いと思ったのですが、1回でも休むと追い付けなくなるし、そもそも午後のはうまい人ばかりで苦痛だったと後出しコメトを吐きます。
やめないよう説得しましたがこのステージになると聞く耳は持ちません。途中で投げ出す夫が情けなく、気分が一気に落ち込みました。がこの2週間夫を励まし続け居残り練などのフォローをした私の苦労は一体何だったんだ、と怒りも込み上げたせいか凄い勢いで一気に23周(10km)走りました。
今回のダンスの先生は好みが分かれそうなタイプですが、綺麗に踊るコツを教えてくれていたので私は気に入っていました。一方夫は最初から相性が悪かったので、こうなる予感はありました。
17時過ぎに走り終わり、まだ明るい中大浴場でサッパリと汗を流しました。夫に言いたいことは沢山ありますが、ここは我慢して持ち出さない様にしないと事態は悪くなるばかりです。
18時頃からビアタイムになりました。昨日ヌーメアのスーパーで買った地元の「Manta Gold 5%」と「Manta Intense 5.8%」です。前者は普通のラガー、後者の方は味が濃かったです。
あまりゆっくり味わう時間もなく、阿波踊りの装束に着替えて18時45分に指定されたPC室の前に集合しました。
こういう催しの時に自分も「やる側」になってしまうと、色々と撮影に不都合でした。そのことは頭をよぎったのですが、踊りに参加したい気持ちが勝ってつい申し込んでしまいました。まずは川上ホテルマネージャーの一隊が歌とともに会場入りしました。

続いて機関長率いるよさこい隊です。揃っていて綺麗でした。次はこれも良いかもしれません。

そして阿波踊り隊の出番です。出待ちのところしか撮影出来ませんでした。フォーメーション的に後方だったので、気楽に踊ることが出来ました。
最後は船長のいるねぶたの跳人部隊です。楽しそうではありますが、ずっと跳ねているのも大変そうです。
その跳人達の後ろにあやしい「ねぶた」が付いて来ていました。題名には「夫婦喧嘩」と書いてありますが…、女性は発表されたばかりの「2017年アジアパシフィックグランドクルーズ 船上予約受付中 !!!」のプラカードを持っています。

【画像はクリックで拡大】
男性はクルーズディレクターの小川さんっぽいのですが、女性は誰でしょうか?エンタメスタッフの顔を思い浮かべますが、誰も当てはまりません。結局誰だったのかわからないまま、会場は皆が参加出来る盆踊りとなりました。

と、ちょうど日が沈むタイミングになり、撮影しようとしたところ1枚目は失敗しました。2枚目はうまくいきましたが水平線には雲がありました。意外とフネがローリング(横揺れ)していました。

盆踊りタイムも楽しく炭坑節と函館イカ踊りの2曲を踊り、大盛況のうちに飛鳥祭りは終了しました。
そしてあの謎のねぶたの女性は何とクルーズコーディネーターの江頭さんだったのでした。捨て身の芸と言うかビックリしました。貴重な姿なので、夫と4人でカメラマンに記念撮影をしてもらいました。
終わってすぐにそのままの格好で食事に行きました。飛鳥祭りの日はその舞台衣装のまま、メインダイニングに行く事が出来るのです。メニューが洋食と言うのはミスマッチです(2011年の時は和食)。
Amuse

マテ貝とあわび茸のクリーム煮
Appetizer

鰤のカルパッチョとトマトジュレの取り合わせ
Soup

名古屋コーチンのブイヨンスープ
From the Sea

スズキのソテー アメリカンココナッツソース
Main Course

子牛のデュクセル巻き ホワイトポートワインソース
Dessert

パブロバ 飛鳥風

パブロバはニュージーランド、オーストラリアの伝統菓子で1926年にツアーで訪れたロシア人バレリーナのアンナ・パブロバに由来。バレエの衣装チュチュをモチーフとしたメレンゲを焼き、生クリームやフルーツを飾ったデザートだと説明書きがありました。
阿波踊り装束 in メインダイニングの様子を撮影したかったので、上を向くとちょうどいい塩梅に着席した様子が写っていました。この格好で「メインには子牛を」と(気取って)言うのは笑えました。
食事はボリュームがあって美味しかったです。終わって出て来ると入口にニューカレドニアの地元ビールが入荷したという知らせがありました。このビールは6本も仕入れてあり、部屋の冷蔵庫で待機しています。
前回は少数派でしたが、今回はダイニングにねぶたやよさこいの装束の人もいて一体感がありました。でもこの格好で船内をブラブラするのは癖になりそうです。
部屋に戻って洗濯物をかけにランドリールーム行きました。通常はこの時間に仕上がるように算段するのですが、今日はその余裕がありませんでした。
それから今日の飛鳥祭りのことを呟きに行きました。祭りが楽しかったので、夫の気が変わってまたダンスが復活するかもと水を向けてみましたが、やはりやらないそうです。
それを聞いてまた落ち込み、今晩も時刻改正があって時計が1時間進むというのに、なかなか眠ることが出来ませんでした。