Im Himmel gibt's kein Bier (天国にビールはないのだから

ダイニングで飲む寄港地ビール

ビール好きの私達夫婦にとって、寄港地ならではのビールを飲むのも楽しみの一つです。陸で自分達で手にいれても良いですし、本船も寄港するごとに地元のビールを仕入れているのでダイニングで飲むことが出来ます。本船では免税かつ均一価格だったので小瓶1本が400円(2011年当時)と、リーズナブルな価格設定でした。


Hansa Pilsner 4.5%
The South African Breweries

Wind Hoeck Lager 4%
Namibia Breweries

Flag Spéciale 5.2%
Brasseries de l'Ouest africain

Sagres 5%
Central de Cervejas

Beck's vom Fass 5% (€2.90)
Brauerei Beck & Co

Paulaner Weizenbier 5.5% (€3.30)
Paulaner Brauerei

Franziskaner Weizenbier 5% (€3.30)
Spaten-Franziskaner-Bräu

Víking Gylltur 5.6%
Viking Ölgerd

Guiness Extra Stout 5%
Guiness

Brooklyn Lager 5.2%
Brooklyn Brewery

Samuel Adams 4.8%
Boston Beer Company

一番搾り 5% in NYC
キリンビール

Dos Equis XX Lager 4.5%
Cervecería Cuauhtémoc Moctezuma

Corona Extra 4.6%
Cerveceria Modelo

Sol 4.5%
Cervecería Cuauhtémoc Moctezuma

Anchor Steam 4.9%
Anchor Brewing Co

Long Board Island Lager 4.6%
Kona Brewing Co

Fire Rock Pale Ale 6%
Kona Brewing Co

Mehana Hawai'i Lager 4.8%
Mehana Brewing Co

飛鳥ヱビス生ビール 飛鳥U船上限定
エビスビール

ザ・プレミアム・モルツ 5.5%
サントリー

陸で飲んだビール(写真は再掲)

Super Bock 5.2%
União Cervejeira (Unicer)

Veltins Pilsener4.8%
Brauerei C.& A. Veltins

Franziskaner Weizenbier 5%
Spaten-Franziskaner-Bräu

Spendrups Export 5%
Spendrups Bryggeri

Hansa Lettøl 2.4%
Hansa Borg Bryggerier

Draft Beer in Yankee Stadium
Brand N/A

Asahi Super Dry 5% in NYC
アサヒスーパードライ

Budweiser 5% in NYC
Anheuser-Busch Co

Superior 4.5% (right)
Cervecería Cuauhtémoc Moctezuma

Pacifico Clara 4.5%
Corona Extra 4.7%

Victoria 4%
Cerveceria Modelo

Summer Ale 4.6%/Anchor Steam 4.9%
Anchor Brewing Co

Kirin Ichiban 5% in Honolulu
キリン一番搾り

Budweiser 5%
Miller Genuine Draft 4.7%

まるで大酒飲みのような…
部屋係のハイディも呆れていたことでしょう

部屋飲みビールとナイトキャップ

普段部屋で飲む用のビールは世界一周クルーズでは本船の売店で売っており、一番搾りかスーパードライが6缶1,000円と免税のおかげでこちらもリーズナブルでした。国産のビールを寄港地のバルコニーで飲む贅沢は、日本の客船以外の方法ではちょっと考えられません。

売店で山積みのビール

ルーアンを出港してセーヌ川で

ストックホルム旧市街を眺めながら

ビールは売店で手に入っても、それ以外のアルコール飲料はダイニング等で飲むしかありません。何の変哲もないジントニックもそれなりの値段(800円)…、となると、つい安くて酔っ払う飲み物を持ち込みたくなってしまいます。外国船のほとんどがアルコールの持ち込みが禁止されている中、幸い「飛鳥U」は何でも持ち込み自由であることに甘えて、強さが9%と12%(当時期間限定販売)のチューハイを1ケースずつ宅配便でキャビンに送ることにしました。少々貧乏臭い気もしますが、1本あたり120円ぐらいなので、費用対効果は抜群でした。

これ以外は寄港地でビールを調達した他、ケープタウンとルーアンでワインを1本づつ、船内でウィスキー(シーバスリーガル)を買って主に夫が飲みました。売店で売っているウィスキーは高級品ばかりだったので、「アルコールさえ入っていれば良い」と言う夫にはちょっと勿体無かったような気がします。


9%のチューハイ

12%のチューハイ
チューハイはナイトキャップ用に

今日は体調が悪くてビールが飲みたくない

では代わりにチューハイを
(正解:では飲まないでおこう)

なかなか禁酒日にならない悪循環

バルコニー付客室(E・Dバルコニー)と至福のビアタイム

ロングクルーズは終日航海日が多いせいか、ベテランほど「バルコニーはいらない」。また今回バルコニーだった人も「次はいらない」と言っていたりします(予算が青天井の人々は除く)。日中はほとんど部屋に戻らず夜は寝るだけだからだそうです。それはそうなのですが、私の場合はついバルコニーに拘ってしまいます。バルコニー客室を正当化するために自分なりに考えた理由は以下の通りです。
  1. バルコニー部屋でないとGPSロガーが電波を捕捉しない
    Kステートでは窓の外にフェンダーボート等の障害物があるため、電波を捉えることが出来ません。また7FのEステートは障害物はありませんが、プロムナードデッキ分内側に入ったところにあるため、やはり電波が届きません。ではそんなに苦労してログを取って航路図を作ることは諦めたら良いではないか、と言われればその通りです。

  2. バルコニー部屋でないと、朝一番の洋上の様子の写真が撮影出来ない
    「飛鳥U」船内での自主ルール”素顔でフラフラ出歩かない”に縛られているため、夫のように起きてすぐサっと部屋の外に出る訳にはいきません。窓ガラス越しの写真は美しくなく、外で撮影したいとなると、パっと出られるバルコニーがあった方が良いのです。では7Fの出入口付近の部屋(Kステート又はEステート)にして少し早起きしたら良いではないか、と言われればその通りです。

  3. バルコニー部屋でないと波の音を聞きながらウクレレを弾けない
    船尾の誰もいないデッキと言えどパブリックスペースでは音を出す訳にはいかないので、バルコニーでしか演奏出来ません。波の音とウクレレの音はベストマッチです。そんなことは江ノ島にでも行ってやれ、と言われればその通りです。

  4. バルコニー部屋でないと波の音を聞きながらビールを飲めない
    と、言うことで、最後はこれに尽きるのでした。売店で買った缶ビールを部屋から持ち出してパブリックスペースで飲む訳にはいかないし、そもそも本船で波の音がダイレクトに聞こえるドリンクスペースはほとんどありません(プールサイドはガラス越し。辛うじてリドの船尾がOKですが、ビールを出す場所から遠いので無理です)。

暑い中沢山歩いて帰って来た部屋で飲む地元のビールや、いつもの終日航海日でダンス教室が終わり、ジョギングをして、大浴場に入ってさっぱりした後の夕食前、バルコニーで飲むビールは最高でした

Miller Genuine Draft 4.7%
Miller Brewing Co

Kalik Gold 7%
Commonwealth Brewery

Sands 5.3%
Bahamian Brewery

Tecate 4.5%
Cervecería Cuauhtémoc Moctezuma

Pacifico Clara 4.5%
Cerveceria Modelo

Sol 4.5%
Cervecería Cuauhtémoc Moctezuma

Budweiser 5%
Anheuser-Busch Co

Budweiser 5% July 4th ver.
Anheuser-Busch Co

一番搾り 5%
キリンビール

“とりあえずビール” の後は

アスカワインのレッド(¥3,000)
CROIX SAINT-MARTIN 2007, BORDEAUX

飛鳥クルーズ20周年の記念ラベルを纏った「KENZO ESTATE」が一押しだったようですが、それなりの価格(赤:紫鈴 ¥19,000/白:あさつゆ ¥14,000)だったため一度も飲まず、いつもハウスワイン(アスカワイン)を愛飲していました。こちらも飛鳥専用特別ラベルです。

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アスカワインのホワイト(¥3,000)
CROIX SAINT-MARTIN BLANC, BORDEAUX

テーブルに置いてくれる赤と違って白はワインクーラーで冷やしてくれるため、そういえばボトルは撮影していませんでした。どういう色のボトルだったかも思い出せません。
アスカサケ 300ml(¥800)
飛鳥特選日本酒(櫻正宗)

日本酒は和食に、と思いがちですが、アルコール度数と値段からするとこれが一番効率が良いことに気付き、クルーズの後半は洋食の時に頼んだりしていました。日本酒は料理の種類を選びません。

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紹興酒 180ml (¥800)
「塔牌」花彫 陳五年

料理が中華の時にはつい頼みたくなります。一人一本頼むので、飲んだ分量がキッチリわかります。
ジントニック(¥800)
ボンベイサファイア(BOMBAY SAPPHIRE)

チューハイだけではなく、たまにはちゃんとしたものを飲んでいました。