32日目 5月4日(水) 終日航海日 日出6:43 日没18:53
航海情報天候気温正午位置風向風速船の揺れジョギングデッキマシン陸上合計デッキ累計距離累計
晴れ30.0℃01-38S 012-17W東南東11m/s- 14周--6km359周172km
船内
情報
講演等イベントメインショードレスコード食事
情報
ランチ(6F)ランチ(11F)ディナー
セネガルってどんなとこ?A
安齋 舞
居酒屋ナイト小林和男&後藤泉
音楽の伝播力
カジュアル鯛煮麺洋食中華
特段夜更かししたわけではないのに、目が覚めたらもう9時近くになっていました。昨日の朝は南緯9度ぐらいだったのが、一日で2度まで北上していました。
バルコニーに出るとむっと湿った生暖かい空気になっており、机に置きっぱなしだったカメラで撮影しようとしたところあっと言う間にレンズが曇ってしまいました。暑い場所ではカメラを枕の下に入れて保温しなくてはいけないのを油断していました。

9時過ぎに「リド・カフェ」に行きました。今日はオカズな気分ではなかったので、パンとスープとフルーツのみにしました。

夫の取ったヨーグルトはYoplaitでモーリシャス積み、私の方はケープタウン積みの南アフリカ産でした。
天気がいいので食べ終わったあと夫はフラフラと外に出て行ってしまいました。私の方は快適な船内に留まりました。

その後「パーム・コート」で顔見知りの同世代のご夫妻と会い、しばらく話し込みました。こちらのご主人はブリッジ教室仲間だったのですが、残念ながらフェードアウトしつつあります。
ダンス教室午前の部は「キューバン・ルンバ再入門編」です。私達を含め、初心者軍団が真ん中辺りで先生の見本を熱心に見つました。
ランチはスキップし、11F「パーム・コート」に行ってコーヒーを飲みつつ、午前中読む時間のなかった新聞を読みました。
ウクレレ教室の前に軽くウォーミングアップを。船上で時間を持て余すだろうと初心者用の楽譜を2冊持ち込んでいます。今のところ持て余す程の時間はないというのが実感です。
13時からのウクレレ教室は、瀬木貴将トリオの瀬木氏が飛び入り参加をしました。最初はウクレレを一緒に弾いていたのが、クルーズディレクターのボブさんに促されてケーナも演奏してくれました。

14時15分からのブリッジ教室はもう挫折しそうで、段々苦痛になって来ました。
午前中のカリキュラムに入った再入門編とは違い、午後の部の「ワルツ」は容赦なく一気にC面の半分位まで、「スローアウェイ・オーバースウェイ」というキメ技まで進みました。決まればカッコいいのですが、15分程居残り練をしなくてはならない程混乱しました。
部屋に戻ってゆるゆるとジョギングの支度をしていたところ、GPS地図の緯度の欄が「00-03S」になっているのに気付きました。何となく二度目の赤道越えのことも意識してはいましたが、最初の時と違って話題にすらなっていません。今の速度だと1マイル動くのに3分ちょっとの筈なので、ちょうどいいタイミングだと思いこの目で見に行くことにしました。
別に興味のない夫は部屋で待っているというので、一人12Fのオモテに出て行きました。ギャラリーはなし、かと思ったらケープタウンから講演のため乗船して来た元NHKの小林氏ご夫妻がいました。
小林氏からは「意外と何もないんですねぇ」と言われたので前回の時はクイズやら赤道通過祭があったことを教えてあげました。赤道通過時の汽笛を動画で録音しようかとも思ったのですが、タイミングもわからないし思いのほか会話も弾んでしまったので途中で断念しました。走る気マンマンの格好で出張っていたので、マラソン選手ですかと聞かれ赤面してしまいました。
赤道越えを今や遅しと待ち構え、適当な感覚を置いて写真を撮影しますが、絵面は残念なぐらいに地味で変わり映えしません。
カメラの時計では17時38分(後日発行の写真集船長ログによると17時41分)に赤道を通過し、「飛鳥U」は長い汽笛と共に南半球に別れを告げて北半球に戻りました。
夫が気を利かしてGPS画面の00-00Sを写してくれていました。理屈では赤道を越える瞬間にこれが00-00Nに変わる筈だったのですが、やはり誤差があり、赤道越えの長声は聞えたものの緯度は00-00Sのまま変わらなかったそうです。
本当はGPS上北半球に入った00-00Nの画像も撮りたかったのですが、これ以上ジョギングを引き延ばせなかったので走りに行き、戻ってしばらくして確認すると早くも00-35Nまで進んでいました。
19時から夫は小林和男&後藤泉「音楽の伝播力」に出かけ、特段興味のなかった私はこんがらがったブリッジの場合分けについて、まとめ表を作っていました。

そして今日の夕食は中華、と目先が変わったので楽しみにして出掛けました。
前菜盛り合わせ

煮豚 枝豆イカ 野菜のマリネ
白木耳と豆腐の濃厚スープ
車海老のカダイフ巻き揚げ
チンジャオロース

美味しいのですが、「味見?」みたいな分量でした。
チマキ

ザーサイ

ジャスミン茶
生姜プリン

全部美味しかったのですが、夫と「もう1回最初から全部行けるよネ」等と軽口をたたいておりました。
今晩は6Fの「クラブ・スターズ(カラオケ会場)」では20時から22時半まで「居酒屋ナイト」をやっています。日本を離れてちょうど1ヶ月、皆そろそろ赤提灯的な雰囲気が恋しくなる…、ということはないでしょうが、枝豆や冷奴などの定番ツマミもあるようです。
と、言うことで夫と二人、21時20分頃入ってみました。電気ブランとかトリスウヰスキー、熱燗などがラインナップされていて、イイ感じです。

オロナミンCのディスプレイも端午の節句の飾りと相まって、かなりの昭和感を醸しだしていました。

夫はウィスキーにしていましたが、居酒屋ではやはり「コップ酒」かと思い、注文したところちょっと素敵なグラスだったのでイメージが違いました。コップ酒のグラスは、町の定食屋のお冷のような、寸胴の飾り気のないコップが似合うと思います。
オフィサー達も適宜出入りをしていて、私達はツアーオペレーション(当時)の今村さんや、パーサーの小池さんと話しました。浅井船長もイイ感じに仕上がっているように見えました。

22時半過ぎに予定通りお開きとなりました。これで「蛍の光」が流れれば完璧でした。
部屋に戻ったあと、ネット書き込みに行きましたが調子が悪く、かろうじて夫のブログに入ったコメントの返信のみ成功しました。

日本ではちょうどゴールデンウィークですが、今は祝日どころか曜日の感覚もあまりありません。何となく夜更かしして日付が変わるころ就寝しました。