2009年メキシカン・リビエラクルーズのキャビン検討



2009年の1月から3月に取得する1週間の休暇に丁度いい国内クルーズがなかったことから、日本を土曜日に出発して無理なく長く乗れる外国船クルーズを検討したところ、P&Oオーストラリアのブリスベン発着南太平洋クルーズと、ロサンゼルス発着のメキシカン・リビエラクルーズが候補に上がりました。が、P&Oの船(Pacific Sun)はちょっと古く数少ないバルコニーの部屋も残っていなかったので、メキシカン・リビエラのNCL「ノーウェジアン・スター」かプリンセス・クルーズの「サファイヤ・プリンセス」のどちらかからか選ぶことになりました。私はアラスカの時に却下されたカジュアルクルーズのNCLに乗りたかったのですが、夫が嫌だと言うので、「サファイヤ・プリンセス」を予約することになりました。

日本で部屋を予約する際には、旅行会社から大雑把に「スイート」「バルコニー付」「インサイド」というカテゴリーが案内されていることが多く、今まではその中から何となく選んでいましたが、例えば「サファイヤ・プリンセス」の場合、ネットにあった価格表によると「スイート」と言っても「GSグランド」「OSオーナーズ」「PSプレミアム」「PHペントハウス」「VSビスタ」「MSミニ」と6つに分かれていることがわかります。

これらの部屋が本船のどこに位置しているのか、デッキプランがないとわからないのですが、これは海外のサイトで見つけ検討に入ると同時に、とりあえず「スイート」「ミニ・スイート」で見積りを取ったところ、スイートが2,200ドル、ミニスイートが1,200ドルとのことでした。このスイートは船尾にある「VSビスタ・スイート」で、60ドル足すとミッドシップにある「PHペントハウス・スイート」、100ドル足すと「PSプレミアム・スイート」になることがわかりました。

下から二段目が10F「ペントハウス・スイート」。一番揺れない場所に配置されてます。

プリンセスクルーズのホームページに掲載されている、スイートの間取り図は「PHペントハウス・スイート」のものですが、乗り物好きとしては船首に位置している「PSプレミアム・スイート」に一度乗ってみたいと思い、「船首のプレミアム・スイートが空いていたら押さえて下さい」というリクエストを出しました。この時点ではまだ10F Caribe(カリブ)デッキ中央部にある、窓の大きそうな「PHペントハウス・スイート」にしようかと迷っていたのですが、11F Baja(バハ)デッキ左舷側の「プレミアム・スイート」予約が取れたというので、これに決めました。リーマンショックの癒えぬアメリカでは、クルーズもきっとガラガラだろうと思っていたのですが、どのスイートも残室は僅かと言われちょっと驚きました。

キャビンが決まったところで早速昨夏にバンクーバーをアラスカに向けて出港する「サファイヤ・プリンセス」を撮影した画像をチェックし、イメージを膨らませることにしました。バルコニーは船首の形状に沿ってかなりの広さに見え、乗船するのが楽しみになってきました。
堂々たる姿右斜め前方から見た所ここが11F「プレミアム・スイート」



バルコニー付ミニ・スイートビスタ・スイートペントハウス・スイートプレミアム・スイート
広さ(バルコニー含む)22.0u〜28.6u32.9u48.8u〜65.7u
デッキ10F〜12F8F・9F10F〜12F10F10F〜12F
場所全域・一部船首9F全域と8Fの船尾船尾中央付近船首・船尾
バスシャワーのみバスタブ有りバスタブ有りバスタブ有りバスタブ有り
特記-上質リネン、バスローブ、、スリッパ、アップグレードアメニティ左記に加え乗船日にグラスシャンペン、毎日カナッペのサービス、インターネット接続料・ランドリーサービス無料、Lotus Spaの優先予約、バルコニーでのアフタヌーンティーサービス、DVD無料貸出、ポートレート撮影等
料金USD1,200-USD1,200-*USD2,200-USD2,260-USD2,300-
別途ポートチャージUSD219-、諸税USD104-、燃料サーチャージUSD56-
*ミニスイートキャンペーン価格(オリジナルUSD2,100-)


Aloha 12deckBaja 11deckCaribe 10deckDolphin 9deck